年収3,000万の夫 Vol.5

年収3,000万の夫:飾りじゃないのよ、年収は。夫の実情を知らなかった妻の大誤算

ー年収1,000万円では、都心で豊かな暮らしを求めることはできない。

結婚後も都心暮らしを視野に据える賢い女性なら、肌感覚として誰もが知っていること。

現実的には年収2,000万円以上あれば...そう考えつつ、年収3,000万円と聞けば浮き足立つ女がいる。

国税庁の「民間給与実態統計調査」から推計すると、年収3,000万以上を稼ぎだすのは、約500人に1人以下。人口の0.2%程度。

そんな経済的に恵まれた男性の妻の座を獲得したのは、一体どんな女たちなのだろうか。

その婚活戦略や結婚後の実態をお届けする。

これまでに、年収1,000万では暮らせないと嘆く真美、同期が偶然御曹司だった麻衣、慶應幼稚舎出身のエリート夫を特別枠で手に入れた典子を紹介した。今週は?


【今週の年収3,000万の夫を持つ妻】

名前:綾乃(31歳)
夫の職業:美容整形外科医(43歳)
夫の年収:3,000万
結婚前の職業:客室乗務員
住まい:目白

きっと、幸せそうに見える私たち夫婦


元CAで現在は美容整形外科医の妻。

このタイトルだけを聞き、勝手に華やかな女性を想像していた。しかし、現れた綾乃は白のAラインスカートにネイビーのニットというシンプルな装いで、涼し気な目をした薄い顔の女性だった。

綾乃は明治大学卒業後、日系航空会社のCAとして華やかな生活を謳歌していたそうだ。

「CAならではのネットワークで新卒時代から出会いは多く、寄ってくる男性も少なからずいたんですよ。」

新卒時代、リーマンショック後とは言え東京は華やいでいた。週末ともなれば箱根の強羅花壇や葉山にある知人の別荘へ行くことも珍しくなく、毎年東京湾の花火は外資金融の男性陣が貸し切ってくれた屋形船から鑑賞し、話題のレストランはほぼ制覇。

永遠にこんな日々が続くと信じて疑わなかった。だが、楽しい時間は電光石火の如く過ぎていく。


—東京の遊びを一度覚えてしまった人ほど現実が見られなくなり、婚期を逃す。


この典型的な “東京の魔力”に捕らえられ、上手にシフトチェンジできなかった綾乃は、周囲が次々と結婚していく中、気がつけば一人だけ取り残され々焦りを募らせていった。

しかし焦れば焦るほど上手くいかないのが、婚活というもの。

年齢が上がると共に確実に周囲の男性は一人、また一人と消えていき、気がつけば良い男は全員既婚者。以前だったら見向きもせぬ男性でも良いからと周囲に漏らし、“妥協案”を探し始めた。

そんな時に、知人の紹介で知り合ったのが現在の夫・淳平だ。決して端正な顔立ちとは言い難く神経質な淳平だが、条件的には悪くない。医者の中でも年収が高いと言われている美容整形外科医であり、且つ本人が経営しているからだ。

「28歳だったら付き合っていなかったでしょう。でも30歳で出会った彼が、私の最後の砦のような気がしたんです。」

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