六本木で旨い日本酒をお得に!2,500円で絶品日本酒が飲み放題!

大トリは「生雲丹、いくら、キャビアの和牛軍艦」。

最後に、これを食ベなくては〆らない裏メニュー的な一品を。「高級食材の王様3種類を贅沢に楽しんでほしい!」という思いから生まれた「雲丹、イクラ、キャビアの和牛軍艦」だ。

生肉のような食感をたたえる低温調理した黒毛和牛を海苔に見立て、その上にこぼれんばかりにライドオンした高級食材たちは、眺めているだけで幸福感に包まれてしまう……!

これに合うペアリングは「獺祭 純米大吟醸50」。メロンを思わせるフルーティーなフレイバーながら、後味はスッキリしており、雲丹、イクラ、キャビアの存在感をしっかり引き立ててくれる。ちなみに、酒名についている「50」は、原料の米を(手間暇かけて)50%削ったという意味である。

ここで改めて確認しておこう。日本酒は、ざっくり言うと「純米」と表記されているものと、そうでないものの2種類に分かれる。もちろん純米酒は前者。その原料にはお米とアルコールを作る米麹と水しか使われておらず、後者のように、香り付けや防腐剤代わりとなる醸造アルコール(添加物)が一切加えられていないのが特徴だ。

お米は中心部に近づくほどに甘くなるため、削れば削るほど日本酒も甘さを増す。純米酒はアルコール添加をしてないもので、40%・50%とお米を削るにつれ純米吟醸・純米大吟醸と変化を遂げていく。一般酒と比較してもよりとろっとした甘みを楽しむことができるというわけ。

お店の日本酒は一杯680円から飲むこともできるが、やはり、何杯飲んでも2,500円のフリーフローを頼んで、日本各地を日本酒で行脚したいもの。「高い金額なら飲み放題はどの店でもできる。上質な日本酒を、安い値段で心ゆくまで飲んでもらうことが大切だ」という同店社長の心意気に、大船に乗った気持ちで酔いしれてみようではないか。

里帰り気分で故郷の酒に酔いしれるのもまた一興。有名どころだけでなく、この店でしか飲めないプレミアムな日本酒やなくなり次第終了の限定日本酒まで飲める日もあるそうなので、日本酒好きも、日本酒初心者も、酒好きなら行っておいて絶対に損はないだろう。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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