年始めのご褒美グルメ!冬の味覚を贅沢に味わえるホテルの絶品鍋7選

「火鍋」¥12,000(コース価格・税サ込)。5~12名までの利用で5日前までの予約がマスト。(5名以下の場合は要問い合わせ)。※火鍋を予約の場合はランチ13:00、ディナー20:00最終入店

個室客だけに許される、本場四川の火鍋の醍醐味『中国料理 四川』

@シェラトン都ホテル東京

5日前までの要予約、それも個室でしか味わえない。それはなぜか? クツクツと煮たつ鍋を目の前にして膝を打った。

山椒、唐辛子、クミン……。火鍋に使われる香辛料やスパイスの香りは本場四川級の強烈さゆえ、周りの客を配慮しなくてはならないのだ。スープは赤い麻辣湯、白の薬膳スープともに、鶏ガラと豚骨で出汁を取る。

麻辣湯は大豆油、ラード、牛脂を使い、ねっとり絡みつくような辛さと香りを引き出し、胃を保護する目的で具材をゴマ油に潜らせて食べる。

具材は、カニ(右上)、エビ(右中)、白菜(右下)、ホタテ(中上)、ねぎ(中)、豚バラ肉(中下)、マイタケ(左上)、ニラ(左中)、豚皮(左下)など

一方の薬膳スープは朝鮮人参やナツメ、クコの実などがたっぷり。薬膳特有の香りとそれに負けないスープの旨みが秀逸だ。

具材は魚介類、牛肉、野菜、〆の麺までバラエティ豊か。センマイやハツ、レバーなどのモツが味わえるのもこちらの火鍋ならではの楽しみだ。

仲間を誘い合い、円卓を囲むのがこの店の火鍋の楽しみ方だ

「王朝火鍋」¥9,000(コース価格・税サ別)。具材は魚介類、野菜、キノコのほか、牛、豚、ラムの3種のが肉が付くのも特徴のひとつ。火鍋のほか、前菜盛り合わせ、デザートも供される

刺激的な辛さが体を突き抜ける麻辣スープを堪能せよ『王朝』

@ヒルトン東京

今年の夏は、“冷え”対策として「真夏の火鍋」が人気を博した『王朝』。12月からは中国の旧正月をテーマに、新たな切り口で火鍋を発信している。

その最大の特徴は〆。本来であれば麺が定番だが、中国の旧正月では餃子を食べることにちなみ、水餃子を加えるという。もちろん、2種類のスープも夏からパワーアップした。

この時季の魚介の主な食材は、天使の海老、ズワイガニ、ホタテなど

鶏白湯ベースになった麻辣スープは、自家製の香辣醤が加わり、旨みの奥から刺激的な香りと辛さが突き抜ける。一方、鶏のモミジを加えた白濁スープにはゼラチンがたっぷり。冬の乾燥肌にもうれしい味方だ。

2014年に「TSUNOHAZU」として生まれ変わったヒルトン東京のダイニングフロア。『王朝』はそのリニューアル以前からの名を継ぐレストランだ

「雲呑太極火鍋」¥8,800(税サ別)。小皿で自家製の豆板醤やXO醤などを混ぜながら好みの味に。※メニュー提供期間は~2/28まで。ただし12/22~25、12/31~1/3を除く。オーダーは2名より可能

雲呑の組み合わせで運気アップ!『チャイナルーム』

@グランド ハイアット 東京

毎冬恒例の「チャイナルーム」の火鍋だが、今シーズンはコンセプトはずばり“開運”。金運や恋愛運などの気運に合うとされる、風水に基づいた5色の雲呑を具材に取り入れた。

もちろん、見た目だけを取り繕った鍋ではない。炭を練り込んだ黒は、エビとツバメの巣、ほうれん草の色が鮮やかな緑は小籠包にフォアグラを合わせるなど、雲呑の味にもしっかりとこだわった。

5色雲呑。雲呑は、シュウマイあん×トリュフ、イカのすり身×キャビアなど。クリスマス期間と年末年始の提供は不可

鶏や豚などで出汁を取る黄湯ベースの赤いスープと、揚げた魚のアラで香りをのせる白濁スープという、ベースの異なる2種の味が、火鍋の味わいに奥行きをもたらす。

広東、北京、上海、四川の中国四大料理が楽しめるレストラン。店内は深紅をテーマにした、モダンチャイニーズに相応しい雰囲気

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