東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.19

たった一回のデートでモロバレする『一生モテない二流な人』の3大欠点はこれだ!

ちなみに、これは余談だが、海外の標準から考えると恐ろしいくらい、日本では「女性を軽視したセクシスト(性差別者)発言」がまかり通っていることに警鐘を鳴らしたい。

先日、日本のテレビ番組を見ていて驚いたのは、某有名お笑いタレントが、「あの女」「女の扱い方」という言葉を連発していたことだ。

この「あの女」という表現自体、一発アウトな表現である。女性を「扱う」というモノ扱いする、少なくとも劣位にとらえた「女の扱い方」などという表現が、公共の電波でゴールデンタイムに流れるのは、「性差別への配慮」という意味で完全に二流のテレビ番組だといえるだろう。

「お笑い芸人の冗談」というコンテクストにおいても、そういう「性差別発言」は今後決して受け入れられない社会になっていくはずだ。

初対面でバレる「神経質さ」の度合い

本題に戻り、もうひとつデートでバレるのは、その人の「神経質さ」の度合いである。

【3】「こだわりのポイント」がズレていると結局、破局する

「計画性や時間の正確さ」へのこだわりは、大人になっていまさら変えられるようなものではない。ここのフィットの度合いが、その後の2人の関係の快適さを相当程度、決定づけるといっても過言ではない。

たとえば、「几帳面」、悪くいえば「神経質な人」は、数日前までにどこに行くのか、何時に会うのか、何をするのかスケジュールが決まっていないとイライラするものだ。あるいは、自分が無視されていると思い、過敏に反応する。

これに対し、いい意味で「いい加減な人」は、すべての決断がラストミニッツだ。最後の瞬間までその時の気分にしたがって決めたいし、「予定など立てなくても、なんとかなる」と確信している。むしろ、「スケジュールを決めてそれどおりに動かなければならない」という拘束感に、精神的に窒息死してしまうのだ。

私は、計画的で神経質な人がダメだと言っているわけではない。これは善悪の判断ではなく、相性の問題である。

「時間感覚に対する、根本的な性格の一致・不一致」は、最初のデートの約束段階で今後の展開が9割方わかるものだ。

言い換えれば、この基本的な性格が正反対だと、まずもって長期的に交際相手を幸せにすることもできなければ、自分も幸せになることができないだろう。

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