赤ワインは産地にこだわらない時代に!美味くて安い新時代のピノを厳選

空前の肉ブームに伴って赤ワイン人気も向上している昨今、世のワイン好きたちはピノ・ノワールに注目している。

というのも、高級なイメージのある黒ブドウ品種のピノ・ノワールを、ブルゴーニュ以外のニューワールドが手掛けるようになり、いまではコンクールで受賞するほどのクオリティを実現しているという。

『Amazon.co.jp』でもピノ・ノワールの売れ筋ランキングではアメリカや、チリなどのボトルが席巻中!そんな新時代のピノ・ノワールを厳選して紹介します!

栽培が困難な黒ぶどうを攻略した新天地ワインを堪能せよ

ピノ・ノワールといえばロマネ・コンティ、でもって、目の玉が飛び出るくらい高額……。そんな直結イメージはもう古い。

黒ぶどう品種のひとつであるピノ・ノワールは、フランスのブルゴーニュ地方が原産地。冷涼な気候、石灰質や粘土質土壌といったテロワール(栽培環境)を好み、果皮の薄さから日照量のコントロールが必要だったり、耐病性も低かったりと、取り扱いにもデリケートさが求められる。香りも味わいも芳醇で、渋味成分が少ない飲みやすさは、いくつもの高いハードルを越えて生み出されるのだ。

裏を返せば、条件の整ったテロワール、栽培と醸造の高い技術があれば、ブルゴーニュ地方でなくても良質なピノ・ノワールができるわけだ。実際、アメリカ、ニュージーランド、チリなどのニューワールドを中心に、質の高いピノ・ノワールが増えている。同じ品種をピノ・ネロと呼ぶイタリアも含め、ブルゴーニュ地方のようなぶどう畑の格付けがないため、コストパフォーマンスが高いのも庶民には魅力である。

できばえもコンクールや各種評価誌の折り紙付き。ワイン通を気取るならテイスティングくらいはしておきたい。人手のかかるピノ・ノワールは、生産者の情熱や人間性が垣間見えるものだ。そんな思いをはせながら、一献いかが?

シレーニ エステート・セレクション・プラトー・ピノ・ノワール

ニュージーランド最大の日本輸出量を誇るワイナリーが、ブルゴーニュワインを意識して仕上げた1本。食事との相性もバツグン¥3,067

ラ・クレマソノマ・コースト ピノ・ノワール

ボルドーやブルゴーニュと同じ気候区分に属するモントレーで生産されたピノ・ノワールを使用。豊かなアロマと爽やかな風味が口の中に広がる¥4,104

アンティノリ ピノ・ネロ

トスカナ州の名門メーカーと、その隣のウンブリア州にあるワイナリーによる。シルキーで滑らかなタンニンに、赤系果実のアロマとスパイスのニュアンス¥6,102

ケンダル・ジャクソン ヴィントナーズ・リザーヴ ピノ・ノワール

弁護士だったオーナーの趣味が高じ、30年あまりでカリフォルニア屈指のワイナリーへ。自社畑と契約栽培家によるピノ・ノワールのみを使用¥3,780

モンテス・リミテッド・ピノ・ノワール

チリのワイン界をリードする4人が集結。スミレとベリーの繊細なアロマ、美しい酸味と滑らかなタンニンを備える¥2,052

<お問い合わせ先>
Amazon Japan
HP:www.amazon.co.jp/food
※価格は11月7日時点のもので変動する場合があります

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