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  • ウイスキーと美女 Vol.3

    ウイスキーと美女:追い込まれた男が本気になった時、美女の心を動かす何かが起きる?!

    最近知り合ったSランク美女・エリカとのデートにこぎつけた、大手広告会社勤務の松尾雄二(35歳)。

    ”大人の男”をアピールするためBARに入り、あまり詳しくないウイスキーを注文した。

    ここでゆっくりエリカを口説くはずが、なぜかエリカはウイスキーに興味を持った様子。エリカにウイスキーのことを色々聞かれ、マスターにさりげなく助けられながら”大人の男”のイメージを保とうと奮闘する雄二だが……。

    vol.1:BARでウイスキーを飲みながらキメる男と銘柄を気にする美女
    vol.2:無知でボロを出すまいと必死な男と、どこか余裕のある美女

        ※この小説の後半は動画でもお楽しみいただけます。


    BARでウイスキーのグラスを傾ける男と、その姿に大人の色気を感じる美女……。

    雄二は、そんな自分たちの姿を想定してこのBARに入ったはずだった。だが、蓋を開けてみると雄二がエリカの質問に四苦八苦する始末。

    ウイスキーの知識が乏しいことを、なんとなくエリカに気付かれている気配も感じている。ここまではマスターに助けられながらどうにかごまかせていると思うが、そろそろ怪しまれるかもしれない。

    ―さすがSランク美女。多くの男を見てきたであろう経験値の高さだ。だがオレだって人生経験も社会人経験も、コツコツ積み上げてきてるんだ。

    雄二はズタズタになったプライドをひっさげて、心の中で必死に叫ぶが、ここまで惨敗している事実は認めざるを得ない。

    名誉挽回を誓った雄二は、ある秘策を思いつき実行するタイミングを伺っていた。

    不自然にならないよう、自然なタイミングを見計らって口を開いた。

    「ごめん、ちょっと外でタバコを1本吸ってくるね」

    そう言い残すと、素早く席を立った。

    戸外に出ると冷たい風が頬を刺したが、そんな事に構っている余裕はない。雄二は、かじかむ手でポケットの中をまさぐった。

    富士山麓

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