流行りの牡蠣の食べ比べは何を頼むのが正解なの?主要な銘柄を解説します!

しっとりと味わい深い「大山地鶏のコンフィ」

手間ひまかけた絶品、創作バル料理の宝庫

こちらは牡蠣メニューしか置いていないオイスターバルと違い、じっくりと手の込んだ絶品料理の宝庫なのだ。人気メニューをご紹介しよう。

「大山地鶏のコンフィ」は外の皮はパリッパリ、中身はジューシー。箸でつまむと肉がハラハラとほどけるほどに柔らかい逸品。まず初日に塩マリネ、2日目にラードを使って80℃代の一定の温度でじっくり煮込む。ひと口食べれば、かけられた手間暇が実感を伴って胃袋にストンと落ちてくる。

付け合わせの玉ねぎはオーブンで加熱した後フライパンで焦げ目がつくまでローストすることで甘みが最大限に引き出される。これを目当てに訪れるファンも多い人気メニューである。

「渡り蟹の濃厚トマトソースパスタ」の濃厚な味わいがたまらない

パスタメニューもも相当手が込んでいる。「渡り蟹の濃厚トマトソースパスタ」は渡り蟹の身を、蟹の甲羅とトマトソースでじっくりと煮込み、水分がなくなってきたらそれを裏ごしして更に濃厚に仕立てる。ここまできたら、今度は蟹の身だけを別にして、しっかり蟹の出汁が滲み出たトマトソースを、ワインでコトコト煮込む。

最後にパスタ、トマトソース、蟹の身、炒めた玉ねぎ、グラナ・パダーノ(チーズ)を絡めると……蟹とトマトとが織りなす奇跡のマリアージュ・パスタに祝辞を述べたくなるに違いない。

こじんまりした店内に不思議と落ち着く

「お目当ての生牡蠣1個だけバーンと食べて潔くお店をあとにするカッコイイひとり客は、なぜか男性より女性の方が多いんですよね。男性は、どちらかというと気を使っていろいろ注文してくれますが、もちろん、どちらもウェルカムです!」と須田氏。

じっくりお酒を傾けながら料理に浸るもよし、牡蠣にロックオンして集中攻撃かけるもよし!

赤羽橋駅、田町駅、三田駅から徒歩7分程度

ちなみに、店名の「BABBO」はイタリア・トスカーナ地方の方言で「オヤジ」という意味である。そこには、「女性が行くお洒落なお店というイメージがあるバルに、オヤジが行ったっていいじゃないか!」という想いが込められている。

実際に店をオープンしてみたところ、「牡蠣だけ食べて潔く帰る女性客のかっこよさを発見できた」と須田氏は話すが、いまやすっかり“オヤジ”にもウーマンにも愛される地元のバル。もちろん、ローカル以外のお客さんも大歓迎とのことなので、知られざる牡蠣の名店を今度はアナタの舌で発掘してみては?

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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