ウイスキー事情2016 Vol.3

え?こんなに飲み方があったの!?今週末楽しめる、ウイスキーの美味しい8つの飲み方

昨今大盛り上がりのウイスキー。となればウチでも飲みたいと思うのが人情だ。でも実際、どのウイスキーを選んで、どう飲めばいいかは分からない…。

そこで今回は、個性も多彩なウイスキーを、各々に適した飲み方で楽しむ方法をプロに教わった。面倒な手間は一切不要。さぁ、今週末の連休は最高の一杯で乾杯と行こう!

自由に飲んで楽しい。それがウイスキーの魅力

「高価なものはまずストレートで、と思いますが、この銘柄だから……なんてルールはありません」

心強いアドバイスをしてくれたのはスコッチだけで2,000本という『水楢佳寿久』の塩沢雅明氏。そのままでもソーダで割っても楽しめるウイスキーは、世界で一番簡単な酒。楽しみ方は無限大だ。

「どの飲み方でも、グラスは重厚感のある方がウイスキーには合います。今回は8種の飲み方をご提案しましたが、水や炭酸の産地にこだわるだけでも、バリエーションはもっと広がる」

そこにハマる魅力がありそうだ。

ショットグラスでストレート

家飲みお手軽度:★★★★★

「男性的ともいえる強い個性を存分に楽しむためにもストレートで」。ショットグラスを選択したのは「口のすぼまったスニフターと比べ、香りの伝わり方が優しいから」

ショットグラスでストレートなら個性的な「ラガヴーリン 16年」

「スモーキーなピート香で知られるアイラ島のシングルモルトですが、特にクセの強い方です」。2016年で創業200周年という節目の年を迎えたこともあってセレクト。

「オーク樽で16年がレギュラーですから、ほどよい熟成感もある」。海藻を思わせる香味も口いっぱい広がる。

MHDディアジオ モエ ヘネシー/TEL:03-5217-9735

オン・ザ・ロック

家飲みお手軽度:★★★★★

繊細な味わいで甘みもあり、滑らか。「自分のペースで飲め、味わいの変化も楽しめるロックがお薦め」。自宅で作る際は氷を先に入れてから静かにウイスキーを注ぐ。

オン・ザ・ロックなら余韻が続く「シーバスリーガル ミズナラ 12年」

世界的に知られる有名なブレンデッドで、このミズナラはマスターブレンダーが日本のファンのためにブレンドした「日本限定販売」。日本原産の希少なミズナラの樽を仕上げに使用。

「樽由来の独特な香りがあり、香木のキャラにも似る」。フィニッシュは滑らかで余韻も長い。

ペルノ・リカール・ジャパン/TEL:03-5802-2671

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