都内のホテル別、秋グルメ対決!一流ホテルが本気を出した料理が別次元に旨すぎる!

きのこと野菜の煮込み¥3,200(料金はともに税サ別)

きのこがここまで美味しくなるとは、さすがの老舗!

『龍天門』@ウェスティンホテル 東京

シンプルな野菜料理はその店のレベルが如実に表れると体感する、『龍天門』に惚れなおす一品である。その時々のきのこ5〜6種をオイスターソースで軽く煮込み、隠し味はヒラメの粉。もとは明の時代からある精進料理で、とはいえ肉を食べたあとのような満足感を得られる仕上がりだ。

旨味を閉じ込めるためきのこは油どおしされており、噛むと弾けるようにきのこの味が広がる。きのこごとの食感の違いも楽しく、見た目以上のポテンシャルを秘めたひと品となっている。

筍やきのこが餡の野菜入り蒸し餃子2個¥600(ランチのみ)。すべての料理は化学調味料不使用で、旨味はありつつあとに残らない

個室もある広い店内

松茸の釜炊きご飯(松茸懐石¥18,800税サ込、10月31日までの提供)

蓋を開けた瞬間卓上から歓声が湧くごはん

日本料理『水廉』@ザ・キャピトルホテル東急

秋の味覚の王様、松茸を存分に味わいたければ、こちらの松茸懐石を。焼き松茸、土瓶蒸し、揚げものなど松茸をさまざまな調理で楽しめる内容となっており、〆にして見せ場なのが松茸釜炊きご飯。

魚沼産コシヒカリを鰹と昆布の出汁で炊き、仕上げに大ぶりにカットした松茸をふんだんにトッピングしている。蓋を開けると松茸の香りがふわっと漂い、それは快楽ともいえる贅沢な瞬間。料理は松茸の香りを消さぬようさり気ない作りで、それがまた日本酒と好相性であったりもする。

進肴として出される、鮑やわらか蒸し 松茸餡かけ。お造りや煮物など松茸以外の料理も合間に挟まれるので飽きることがない

開放感のある店内

1名¥8,800(税サ別2名~、11月30日まで)

あふれんばかりの多種多様なきのこに悶絶!

『チャイナルーム』@グランドハイアット東京

『チャイナルーム』がこの秋打ち出す鍋は、20種類ものきのこを満喫するきのこ鍋。“幻のきのこ”と呼ばれるヤマブシタケなど珍しいきのこも取りそろえ、それらを旬の魚の出汁と鶏のコラーゲンスープでいただくものだ。

オイスターソースがベースのスープにはスーパーフードのゴールデンベリーを加えることもでき、さらにきのこからは食物繊維も豊富に摂れるので、美容と健康に効く鍋となっている。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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