本格割烹にして気軽な値段が嬉しい!特等席はカウンターの厳選和食店4軒

割烹料理店は格式もあり値段も敷居が高い…、なんて考えるのは今やナンセンス!最近では気負わずにリーズナブルな価格で、なんなら一人でも楽しめる和の店が急増中!そこで、そんな条件にぴったりの和の名店をご紹介します!

※こちらの店舗は現在閉店しております。

茨城産天然鰻のうざく(鰻ときゅうりの酢の物)は¥12,000のコースの一品。鰻の存在感が見事

旬のものを最上の状態で提供『霞町かしわ割烹 しろう』

西麻布/割烹

~焼鳥が主役の気さくな割烹~

〝かしわ割烹〞と銘打つこの店の主役は焼鳥。ご主人の山崎志郎氏曰く「割烹という敷居の高さを軽くしたかったし、僕自身焼鳥が好きなので、かしわ割烹に行きついた」。鶏は噛みしめるほどに旨みが広がる比内地鶏を使用。コースには、もも肉、抱身、レバーの3種が登場する。

さらに脇を固めるのが、鰻や松茸など旬の食材。これから脂がのって旨くなる鰻もうざくや蒲焼にと様々な形で華をそえる。〆には松茸の親子丼が供されることも。旬の味と鶏肉のマリアージュが楽しめるコースが頂ける。

特製の親子丼は〆のごはんとして大好評なのだとか。こちらは、今が旬の松茸が入った豪華な一品。

店主の山崎氏。29歳の若さながら、赤坂の名料理店で8年修業。去年の9月に独立した気鋭の料理人。

カウンター10席のこぢんまりとした一軒。料理はおまかせコースのみ。LO23:00からでも本格的な和食のコースが楽しめる。

旧暦七夕に収穫した新米“佐賀県白石地区特別栽培米七夕コシヒカリ”。奥は明太子や梅干などのごはんの友

新米の甘やかな香りに誘われる『心米』

白金高輪/和食

~食べ比べできる美味ごはんの殿堂~

10数年前、土鍋ごはんブームに火をつけたあの『心米』が白金高輪に移転してリニューアル。4ヵ月の充電期間を経て、この1月再オープンした。コースを置くなど、以前よりやや割烹色が強くなったものの、豊富なアイテムのアラカルトは健在。

「今度は、一合炊きにして色々な米を食べ比べられるようにした」とは吉田政紀料理長。

お米はつまみに合わせて食べ分けができるのが、この店の売り。刺身には粘り気の少ない岐阜県のハツシモ、たまごかけごはんなど素朴な食べ方には岡山県の朝日とお米と料理のペアリングも一興だ。

蓮根餅 穴子の白焼き乗せ鼈甲餡掛け¥1,200。ふわっと柔らかな穴子と、もっちりとした蓮根餅との食感の妙が楽しめる。

調理場に立つ、吉田料理長。おまかせコースは¥9,500。おばんざい的な一品から割烹料理、そしてハンバーグなどの肉料理まで幅広いアラカルトメニューも魅力。

カウンターと、テーブル席で合わせて12席。白金高輪の駅から歩いて5分ほどの落ち着いた住宅街の中に店を構える。

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