やわ麺の博多うどんが絶品!博多グルメが勢ぞろいした恵比寿の新店!

左手前から時計回りに「おきゅうとポン酢」380円、「ハムカツ」420円、「裏名物。激辛コンニャク」580円、「酢モツ」380円

焼きとりはじめ、博多を代表する屋台メニューが勢ぞろい!

焼きとりをプロデュースする「八兵衛」は、元々博多で3代続く精肉店。その長年の目利き術で選定された高品質な国産豚バラのみが使用される。噛んだ瞬間じゅわっと溢れる良質な脂こそが美味しさのポイントゆえ、季節によって仕入れる肉の産地をこまめに変え、生で届く肉はその日のうちに調理・提供されるのだという。

甘辛いタレやコクのある味噌もいいが、ローカルにもっとも愛される焼きとりといえば塩味。ジューシーな脂のうまさを、一番シンプルに楽しめる。

「一八レモンサワー」600円、中のお代わりは300円。キンキンに凍ったレモンが少しずつ溶けるので、これで中3~4杯はいけそうだ

メニューを見れば、ほかにも海藻をところてんのように固めた博多っ子のソウルフード「おきゅうと」や、屋台の定番「酢モツ」など、博多を代表するつまみの数々がずらり。秋以降は数量限定で、「ごまさば」の提供も始まるというから楽しみだ。

アルコールメニューにもこだわりがある。丸々1個の国産ノンワックスレモンを凍らせ、8等分にして入れた「一八レモンサワー」は、レモンサワー好きにはマスト。中のお代わりが300円なのもうれしい。

博多の屋台を彷彿とさせるにぎやかな店内。たびたび博多弁が飛び交い、BGMに流れるのは、もちろん福岡の「CROSS FM」

リピーターの多さにも納得、これぞ博多の屋台の楽しさ!

この店で焼酎「黒霧島」を頼むと、アルコール度数20%のものが提供される。関東エリアで一般的に出回る「黒霧島」は度数が25%。20%は九州で一般的に飲まれているものなのだ。こんな風に、分かる人には分かるツボがあちこち散りばめられている。

そんなこともあり、博多出身者や博多で暮らしたことのある人々から熱烈な支持を受け、プレオープンしてすぐに常連が付くという異例の事態に。さらに常連客とともに訪れたほかの客もリピーターとなり、日々にぎわいは増す一方だ。

店が面しているのは、少し怪しげな雰囲気の静かな路地。扉を一歩入れば、大勢の人でにぎわう。そのギャップにまたグッとくる

店内入ってすぐは、テーブルが2卓とカウンター席のエリア。席の間隔をあえて狭くし、ワイガヤ系屋台の趣きがあるが、実は奥の方にゆっくりくつろげるボックス席も用意されている。さらに、恵比寿のこの立地にあって客単価は平均3,000円ほど、チャージはなしとくれば、人気にも頷ける。

ちなみに、締めに食べたいうどんは、定価から200円引きでハーフサイズにすることも可能。麺は半量だが、具のボリュームはなんとそのまま。そんな懐の広さもありがたい、今後が楽しみな店なのだ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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