“中の上”の悲劇 Vol.1

“中の上”の悲劇:1番売れ残るのは“クラスで3番目に可愛い女”!?

“中の上”の特徴①:クラスで3番目に可愛い子


そもそも、“中の上”の定義とは一体何だろう?彼女にその疑問をぶつけてみた。

「定義、っていうのは少し難しいんですけど客観的な指標としては幾つかあります。」

彼女は少し考えながらこう言った。

「一つの基準としては、クラスで3番目に可愛い子、っていうことじゃないでしょうか。」

さらに続けた。

「3番目くらいに可愛い子って、男性からの評価がすごく割れるんです。私なんかだったら、遊び慣れていない男性には、“派手で遊んでそう”って言われるし、逆に遊び慣れている男性からは“大人しくて真面目そう”って言われるんです…。」

なるほど。つまりSランクの男には物足りないし、逆に全然モテない男には少し手が届かないのだろう。これは妙に納得がいった。

「あとはコミュニティによってもランクが変わるのが“中の上”ランクの特徴です。あるコミュニティではすごく可愛いってちやほやされても、Sランクの美女がいるコミュニティだと一気に普通ランクに落ちます。」

聞いていると、なかなか大変そうだ。

“中の上”の特徴②:そこそこ可愛くても、容姿だけでは勝負できない


彼女はさらに続けた。

「あとの特徴としては、交友関係ですね。友達に読者モデルがいる、友達の友達だとキー局女子アナとか。」

Sランクの美女だと、モデルやタレント、女子アナなどが考えられるが、そのランクの美女は直接の友だちではない。真ん中ちょっと上くらいに位置している中の上ランクは、“友達”がSランク美女と交友関係がある。

また中の上ランクは、容姿を全面に押し出すこともない(容姿だけで勝負できない)ので、読者モデルやアナウンサー、スチュワーデスといったカテゴリーにも存在しない。

メディア露出レベルで言えば、会社の中では可愛いと評判で、雑誌の特集記事の「働く女の1日」に「◯◯株式会社で活躍中のメグミさん」といって紹介されたりすることはある。

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