旬のうちに国産の生牡蠣を食べ比べ!駅から徒歩1分のオイスタバーがアツい!

「牡蠣の酒肴 3種盛り(オイル・たまり・塩辛)」

前菜としてオススメしたいのがこちらの「牡蠣の酒肴 3種盛り(オイル・たまり・塩辛)」。左のオイル漬けはエクストラヴァージンオイルを使用しているが、油っこくなく以外にもさっぱりとしている。マリネのようにビネガーは使っておらず、オイルのみのシンプルな味付け。オイルに漬けられることで、牡蠣の旨味がよりいっそう引き立つ。

真ん中はたまり醤油に漬け込んだもので、実は生牡蠣をボイルせずそのまま使用している。そのため、食感は生牡蠣特有の“つるん”としたもので、薄口醤油とのバランスが良い。

右はなんと牡蠣の塩辛。作り方などは企業秘密とのことだが、普段食べている塩辛とは少し違く、独特の磯臭さはあまりない。「え?これが塩辛?」と聞きたくなるほど、食べやすいのが特徴だ。

これらの肴にはぜひとも店主オススメの日本酒を合わせてほしい。ここ数年で注目されている新政酒造の「エクリュ」は、シャンパングラスでいただくのが『ミトラタカセ』流。牡蠣とのマリアージュにぴったりなのである。

「牡蠣フライ」、「シャトー ラ ブランヌ フランス ボルドー メドック」

さらに牡蠣料理といえば忘れてはいけないのが「牡蠣フライ」。こちらの牡蠣フライは薄い衣に、大きい牡蠣が丸々ひとつ使われ、カラッと揚げられている。中からはジューシーな牡蠣が溢れ、熱々のうちにワインを流し込めば牡蠣の旨味が口の中でより凝縮される。

タルタルソースを付ければ、牡蠣のクリーミーさがより増し、ワインもグビグビと進んでしまう。牡蠣には白ワインというイメージが強いが、実は赤ワインも相性がいい。なかでも牡蠣フライは白でなく、赤で合わせてほしいと店主の岩瀬さんは話す。

サクッと揚げられた牡蠣フライにはタルタルソースをたっぷり絡めて

「赤ワインとソースの相性もいいので、女性の方は赤を飲まれる方が多いですね。牡蠣に合うワインを数種用意しています」

牡蠣に合わせるお酒はこれ!という概念は少し頭から切り離し、そのとき飲みたいものを頼めばいい。きちんと牡蠣に合うお酒が用意されているので、もしかしたら新たな発見もあるかもしれない。

いまの時期が一番美味しい牡蠣を食べ比べて、旬の味わいを堪能してみてはいかがだろうか?

ボードにはその日のオススメが書かれている。迷ったときはこちらから選ぶのも手

カウンター席もあり、おひとりさまでも使いやすい。駅からかなり近いが、店内は落ち着いた雰囲気

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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