生牡蠣×生ハムを味わえる新店が神楽坂にオープン!このマリアージュに思わず感動!!

左から山形正宗「まろら」700円、「山和 for oyster」600円、「洒落衛門」600円(すべてグラスでの価格)


日本酒”バカ”である女将のこだわり

最後に女将の鶴田さんへオススメの日本酒を聞いてみた。彼女は根っからの日本酒好きで学生時代から飲み歩き、日本酒”バカ”と讃えられるほど。そんな女将が選んでくれた日本酒はこの3種類。

まずは一番左の「まろら」(700円)だが、生ハムの脂と相性が抜群。「マロラクティック発酵」という、一般的にワイン醸造で活用される技術が使われ、生ハムと合うように優しく柔らかな味わいに造りあげられた。

アルコール度数を14%にし、やや甘めに仕上げたことで甘味と酸味、全体的な味わいのバランスが取れ、フルーツの果実香がする上品で色っぽい味わい。日本酒が苦手な女性にも飲みやすい一杯である。

また真ん中の牡蠣が描かれた日本酒「山和 for oyster」はその名のとおり、牡蠣のために作られたもの。ボトルは東松島のエメラルドグリーンな海をイメージし、海底で牡蠣が静かに成長している様子を表現している。

宮城県産ひとめぼれと宮城県産酵母、宮城県産の水を使用した、“オール宮城県”だからこそ、同じ場所で採れたこの店の生牡蠣の旨味を存分に引き立ててくれるのだ。

そして一見変わったボトルの「洒落衛門」はメロンフレーバーの日本酒。生ハムと合わせれば口の中で、“生ハムメロン”のマリアージュができあがるという。

これらは通年で用意されており「ぜひ一度味わってほしい」と、女将自ら太鼓判を押す。

他にも今日の気分や状態を伝えれば、それに合わせた一杯をチョイスしてくれる。お二人の気さくな雰囲気と、店内の居心地のよさに「ここまで長居するつもりがなかったのに!」と入り浸ってしまうことだろう。

神楽坂で新たに生まれた日本酒バー、今のうちに常連になっておくのが手である。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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