この秋一番の話題! あの人気鍋店の新店は濃厚な旨みの“貝しゃぶしゃぶ”!

これが貝しゃぶしゃぶの全貌。さまざまな具材をくぐらせるほどに、スープの中に旨みが凝縮されていく

待ってましたのしゃぶしゃぶは、心置きなく堪能できるマイ鍋方式!

ここまで行き着くのにかなりかかってしまったが、ついに名物のお目見えだ。この貝しゃぶしゃぶ、元ネタは国広東省で食べられている「粥底火鍋」。海が近く、新鮮な魚介類、特に貝類と甲殻類が豊富にとれる広東省の郷土料理だ。

煮えれば煮えるほど美味! スープが減ってきても、スタッフがまた惜しみなく注いでくれる。もちろん無料だ

現地では大鍋で提供される大衆的な鍋だが、ここ『THE XUN TOKYO』では、ひとりにひとつ鍋が提供される“マイ鍋”方式。他人のペースを気にすることなく、目の前の美味に集中できるとはありがたいかぎり。

オイルランプ形式でスープを温める美しい鍋は、中国から特注したものなんだとか。一緒に登場したのは、なんと塗りの三段重。蓋を開けると、まるで絵画のように見目麗しく、食材がぎっしり詰まっている。

ここで歓声を上げない女性はいないだろう。さすがのプレゼンテーションに、気分が盛り上がること間違いなし!

用意される貝は8種前後。種類は日々変動するが、仲卸と毎日連絡を取り合い、その日一番状態がよいものを仕入れているそう

食べれば食べるほど旨みが増幅する、魅惑のスープ!

具材を投入する通称“ホワイトスープ”は、とろとろのお粥状。生米を炒めてから、干し海老や干し貝柱などで作ったオリジナルのスープを加え、さらに煮込んだものだ。

そのままひと口飲んでみれば、既にこの段階でたっぷりと旨みを感じられる。さあ、臆することなく具材を入れるべし!

むき身の貝や海老は、刺身でも食べられる新鮮なものも。スープにはさっとくぐらせる程度で、美味しくいただける

が、ご注意あれ、ここでは順番が重要となる。

まずは閉じた状態の2枚貝から。早い段階で入れることで、貝自体からどんどんと出汁が出るのだ。数分経ったら、むき身の貝や海老、野菜をさっとくぐらせて。色々な食材を入れるほど、スープの旨みは増していく。食べれば食べるほど美味しくなるという、人泣かせな1品なのだ。

貝がミネラル豊富で美容効果抜群なのは知られるところ。特にタウリンという成分には、肝臓の機能を助ける働きもあるとか。ついつい進むワインの罪ほろぼしとして、覚えておきたい情報だ。何より、スープが身体に染み渡っていく感覚が心地よい。元気が湧いてくるのを実感できるのだ。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo