地元民に愛されてこそ!地域密着型の都内焼肉の名店7選

おしゃれで、気の効いた焼肉もいいけれど、臭いがつくのも気にせずガッツリ食べる焼肉もまた魅力的! そこで、焼肉好きを公言する東カレ関係者に地域密着型のおすすめの焼肉を聞いてみました!

※こちらの店舗は現在移転しております。掲載内容は移転前の情報です。

変わらない味を守り続ける『一龍』

世田谷区エリア

環七沿いで43年。多くの客が、肉が運ばれるとまず「キレイ」とつぶやく。選び抜いた肉を、ご店主が彩り鮮やかに美しく盛り付けるからだ。器にも遊び心が見える。

この店を教えてくれたのは広告や様々な媒体で活躍する、スタイリストの坂井さん。「初めて行ったときから懐かしさと美味しさを感じる店でした」と坂井さんが語るには理由がある。細やかな気遣いのもと、もちろん味にも厳しく、タレやコチュジャンなどはすべて自家製。時代の中で素材が変わっても、同じ味を提供し続けるからなのだ。

なかでも、人気があるのは厚切ハラミ(タレ)¥2,350 。ツヤツヤと脂の光る分厚い肉ながら、食べるとまったくしつこくなく、ハマる人続出なのだとか。

自家製ユッケジャンのユッケジャンスープ¥990。野菜たっぷりで、ほのかな甘みも感じられる一品。

電飾がついた看板も、昭和レトロな印象で郷愁を感じさせる。LO26時なので、仕事帰りに時間を気にせずゆっくりできるのも嬉しい。

スタイリストの坂井さんは、この店の雰囲気が大層お気に入りの様子。「昔ながらの街場の焼肉屋といった風情がいいですね。ホッとできる店です」

地元民の“第二の家”『焼肉 三男坊』

目黒区エリア

武蔵小山で45年の歴史あり、人柄の良い老夫婦が温くもてなしてくれる。店主が三男だから、店の名前は三男坊。長男は著名なイラストレーター・高橋真琴氏で、壁やメニューを氏のファンシーなイラストが飾る。

肉は創業時から国産を貫き、大きめカットで満足度大。「程良い脂乗りでしつこくないロースが気に入っています」と紹介してくれたのは編集者&ライターとして活躍する持田さん。

ロース¥1,150は店でも一番人気らしく、サッと炙る程度でやわらかくジューシーな肉の味わいが楽しめる。大きさや厚みも絶妙と評判!

焼肉の王道、カルビ¥1150はこのサイズ&ボリューム! お得すぎる!

このオレンジが目印。24席ある店内を、切り盛りするご夫婦は笑顔が素敵と評判。一度会いに行ってみては?

人気雑誌『LEON』の編集部を経て、現在はフリーランスとして活動する持田さん。食ネタにも造詣が深い彼が進める店だからこそ、間違いない!

最上級黒毛和牛で至福の時を『龍』

渋谷区エリア

A5ランクの山形黒毛和牛を炭火で焼くことにこだわった人気店。霜降りではなく赤身肉にもこだわり、山形牛を一頭買いしているので、この店でしか食べられない希少部位も。

生食用食肉取り扱いの許可を得ており、肉刺やユッケも堪能できるのもうれしい。ジャガイモの粉がベースのコシのある手打ちレーメンも名物で、本誌でも活躍中のフードジャーナリストの森脇さんは「1人で小腹が空いたときに、レーメンを食べに行って待ち時間で肉をつまむ」ことも多いそう。

上タン塩¥1,600。他の部位にも言えることだが、サッと焼いて赤身の残ったやわらかい状態で食べるのがポイントだとか。

秘伝のタレがかかった大判サーロインの焼きしゃぶ¥1,280は、旨みがたっぷり。卵に漬けると脂の甘みを感じることができる。

森脇さんおすすめのレーメン\1,000。鶏がらや牛スネで出汁を取っているレーメンは、辛さの調節も可能。

取材当日は、女性のお客様も多く見受けられた。女性も気軽に入れるつくりというのも人気の秘密かもしれない。

確かな審美眼と文章で食の楽しさを表現してくれる森脇さん。そんな食通の彼女がほっと一息つける名店のようだ。

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