「仕事が遅い」の根本に気づかなければ、一生お金持ちにはなれません!

あなたの会社に、こんな人達はいないだろうか?
「あくせく働かず、帰宅も早い。有給もきちんと消化。なのに見事な成果を上げる人」が。
いっぽう「誰よりマジメに仕事に取り組み、他人からの信用も厚い。早朝から夜遅くまでコツコツ働く。なのにあまり評価されない人」もいる。

この違いはいったいどこからうまれるのだろうか?「仕事が速いお金持ち」vs「仕事が遅い貧乏人」を徹底比較し、本物の”時間術”を教示してくれる本を発見!今回はそのエッセンスをいくつか抜粋しご紹介しよう。果たしてあなたはどっち?さあ自己分析スタート!!

どうしてあの人は「お金持ち」になれるのか?

著者の午堂登紀雄氏は、普通のサラリーマンからキャリアをスタートし、30代で資産5億円に到達した米国公認会計士。現在は、不動産投資コンサルティングや事業開発も手がける。そんな著者が、多くのお金持ちや、起業に成功して億を稼ぐ人たちと接して得た「確実に結果に結びつける、究極のスピード術」が紹介されている。

着目点は、「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の “決定的な違い”を、「お金持ち」VS「貧乏人」の対比で綴られている。あなたがもし「仕事が遅い貧乏人」の傾向があるようなら、今からでも遅くない!即、真逆の考え方に切替えるべし!

さっそく、7つの章立てに従って、「金持ち」vs「貧乏人」チェックをスタートしてみよう!

≪第1章.仕事が速いお金持ちは「チャンスのつかみ方」が違う!≫

□仕事が速いお金持ちは、「やりたいタスク」にチャレンジする


日々「未来への種蒔き」をしている!

「しなければならない」ことを減らし、あるいは早々に終わらせ、毎日のタスクを「やりたいこと」で埋めていく。
やりたい事を実践する日々は、とても楽しくて充実するものだ。

そして同時に、自分が望む未来に向けて、3年後、5年後にはどうなっていたいか?「種をまく」ことを怠ってはいけない。

■仕事が遅い貧乏人は、「やるべきタスク」ばかりやっている

「しなくてはならない」ことをたくさんやっても、それでは結局、他人の夢の実現に貢献させられたり、他人の目的達成の一部として利用されるだけ。

自分の意思や目的はあまり反映されていないタスクを、どんなにこなしたところで、自分の人生が前向きな方向に変わるわけではない。

そこに気づかず、「やらなければいけないこと」をずっとやってしまう。

≪第2章.仕事が速いお金持ちは「集中力」が違う!≫

□仕事が速いお金持ちは、
「いかに手を抜くか」を考える


「ここ一番」でがんばる

仕事が速い人は「手の抜きどころ」「流していいところ」をわきまえている。つまりは、「この仕事で結果を出すには、どこが重要か」というポイントをおさえているということ。

なぜそれがわかるかと言うと、つねに仕事の全体像を把握しているから。「ここが決めポイント」だと思えば、猛烈にダッシュ!

■仕事が遅い貧乏人は、「つねに全力投球」の自分に酔う

仕事が遅い人は、どこが重要でどこが重要でないか、あまり考えていない。完璧主義な人もこういう傾向があり、たとえば文書であればフォントサイズやレイアウトなど、些細なことにまで全力投球!

それで自分は満足・納得したとしても、相手や他人が喜ぶポイントとは、ずれていることがある。自己満足的な作業であって、付加価値につながらないものにエネルギーをかけてしまう...。

≪第3章.仕事が速いお金持ちは「対人関係」が違う!≫

□仕事が速いお金持ちは、もらった名刺をすぐに捨てる

名刺は「ただの紙」と考える

筆者の交友関係の中で「優秀」「仕事が速い」と言われている人に特徴的な傾向が「名刺の管理をしない」こと。

彼らは名刺交換をしたら、帰ってすぐに捨てる。ただし、捨てる前にすることがある。今後もつきあいが継続する可能性が高い人には、あとでお礼メールを送る。すると、相手からも返信があり、そこにはたいてい会社名や住所などの署名があるので、そのまま名刺管理になるわけ。

■仕事が遅い貧乏人は、もらった名刺を大事に保管する

顏も思い出せない人の名刺も後生大事に保管!そして集めた名刺の束に、自分の人脈や活動成果を投影したいという欲求がある。だから、名刺がたくさんある状態に安心感を覚えるのだ。

あなたが今、デスクの引き出しに名刺の束がごっそりという人には、名刺の断捨離をオススメ。やり方は簡単!「名前を見ても顔を思い出せない人」「会社名を見て何を扱っているのか思い出せない人」の名刺は全て処分してしまえ!!

≪第4章.仕事が速いお金持ちは「生活サイクル」が違う!≫

□仕事が速いお金持ちは、「時間を生むもの」を買う

暇つぶしする暇がない

仕事が速い人は、時間を生み出すものにお金を使う。たとえば家事の時間を節約するために、ロボット掃除機や全自動食器洗い乾燥機を買う。移動の時間を節約するために、タクシーに乗ったり、遠隔会議を導入する。

「こんな生活にしたい」といい思いがあったからこそ、暇つぶしという概念の生活の中から消滅し、行動のすべてが目的達成に向かっているのだ!

■仕事が遅い貧乏人は、「時間を消費するもの」を買う

私たちは、企業のマーケティングによって時間とお金の両方を失うように仕向けられているのかもしれない、ということにもっと敏感になっておきたい。

そして暇つぶしのための支出が大好き!暇つぶしをしたいということは、自分の時間で何をすべきか、何をしたいかという人生の方向性や目的、戦略がゼロなのだ。

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