バーキンの秘密 Vol.3

誰が見てもわかる恥ずかしさ。「いらない」と宣言するために、バーキンを持つ必要がある

日本に留まらず、世界中の女性たちを魅了する高級ブランド・エルメス。

そんなエルメスの代名詞といえる存在であるバーキンやケリーの価値が、ここ数年、局地的バブルかのように高騰し続けている。

なぜ女性たちは、バーキンに惹かれるのか?

現代の女性たちの間で、バーキンを持つ意味について、東京カレンダーでは、4人の女性たちに話を聞いた。

そこからは、もはやファッションアイテムを超えた驚くべき世界と価値観が見えてきた...。

これまでに、エルメスに1年通い詰めて200万円以上を使った果てに、正面突破でバーキンを獲得したユリアさん、エルメス店員も驚く歴史的に希少なバッグを持ち家族3代でバーキンを愛用する亜沙子さんに話を聞いてきた。今週は...?


File3.某サービス企業宣伝部・ミナミさん(31)


「バーキンになぜそこまで女性が熱狂しているのか、わかりませんでした。」

待ち合わせ場所に現れたのは、品川にある某サービス企業宣伝部に在籍しているミナミさん。派手さはないが、透明感があり、上品な出で立ちで男性受けしそうな女子アナ風の女性だった。

我々が「あれ?」と思ったのは、バーキンの取材なのに、手には、ヴァレクストラの白いバッグを持っていたこと。(バーキンを持ってきて欲しいと頼んでいたのだ。)我々の戸惑いに気付いたミナミさんは、大きな白い紙袋から直にバーキンを取り出した。

「こんなこというと感じ悪いと思うんですけど、正直、全然つかってないんです。バーキンもケリーもあまりにも、ぱっと見でわかるでしょう?アイデンティティーが強すぎるというか...高校生の頃に流行った某ブランドのモノグラムどーん!的な恥ずかしさがあります。」

今までエルメスへのポジティブな感情の女性ばかりだったため、若干面を食らう編集部が「じゃあ、なぜ...」と喉元まで出かかった言葉を察するように、ミナミさんはバーキンについて語った。

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