東カレ美容サロン:男ウケ抜群!アラサー起業女子も納得のセクシーボブ3変化!

女のレベルは髪でわかる。
髪が変われば人生変わる。

洋服や靴はすぐに買い換えられる。けれども、美しい髪を手に入れるのには手間と時間が必要だ。だから髪の毛を見れば、その女性のレベルがわかる。

そして美しい髪は、彼女の人生を変えることができる。
東京で暮らす女性と髪のリアルな関係に迫る連載、今回はアラサー起業女子の悩みを、美容サロンの担当スタイリストが解決する。
東カレ美容サロンへようこそ!

第1回:20代の髪型を引きずるアラサー女子はイタい! いま流行の大人ボブとは?

第2回:「かわいい」と「大人っぽく」の間で揺れるアラサー女子のヘアスタイルとは?

起業家の男女の比率がどれくらいだろうか。
6:4? 7:3ぐらい?

いえいえ、日本政策金融公庫の資料によれば、男性が86.7%、女性が13.3%となっている。

しかも女性起業家の6割以上が個人経営で出発しており、男性は約5割が法人を立ち上げているのとは見過ごせない差がある。

理由はいろいろあるだろうが、女性の起業が厳しいということは、数字からも容易に推測できる。

そんな状況にあって、20代で女性をターゲットとしたアートWebマガジン「ガールズ・アートーク」を開設したアライ・マル。

新卒で広告代理店に勤務していたが、そこから独立。最初は苦労が続いたが、少しずつ広告や企業コラボレーションなどの仕事をするようになってきた。

アクセス数が増え、それに伴いスポンサーも付くようになったいまは、経営者の方が向いているようにも思えてきた。アートをもっと身近な存在にしたいと願う彼女にとって、やりがいのある仕事だ。

けれども、マル(ちなみに、イラストレーターだった両親が命名した)にも悩みがある。スタッフや取引先には相談できないグチや弱音を聞いてくれるのは、美容サロンの担当者、T。

マルを担当してからまだ1年半と日は浅いけれど、同い年で馬が合うというか、異性でありながらなんでも相談できるのだ。

今日もマルは、ほかでは見せない弱気な一面を見せた。

女を売りにして、バックにパトロンがいると思われてる?

T:カクちゃん、どうしたの? 浮かない顔して。

「また、すっごくイヤなメールをもらっちゃって」

T:そのかわいい顔が歪むほどイヤなメールって、どんなメール?

「最近、サイトの調子がよさそうですが、ステキな支援者がいらっしゃるのでしょうか? だって。女を売りにして、バックにパトロンがいると思われてるのよ」

T:1カ月前にもそんなこと言って、あれだけ長かった髪をばっさり切ったじゃん?

「あの時は年配の女性から言われたんだけど、今度はおじさんから。かわいらしさを売りにするとお金が集まっていいですね、だって。パトロンなんか、いないっつーの」

T:ま、出る杭は打たれるって言うからね。嫉妬やねたみ、日本だと仕方ないね。

「だからTくんに、キリッと凛々しいスタイリングにしてもらったんだけどね。少しでも女を売りにしていると思われるのはイヤだし、あと、女は女を売りにしている同性をよく思わないから。うちはスタッフもライター陣もみんな女子だから、そこも気を付けないと」

T:オッケー。で、このボブは気に入ってるんでしょ?

「うん、いまの季節は涼しいし、手入れが楽だから時短にもなる」

T:そうそう、春から夏にかけてボブにする人って多いんだよ。

「あとクライアントや投資家に挨拶する時とか、前のロングに比べるとキリッとしているせいか、自分に自信が持てる。それで、ファッションもちょっとラフな感じになったかな。マニッシュというか」

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