夏だ!ビールだ!激辛だ! 最旬テラスで食べる絶品シンガポール料理

おなじみの「タイガービール」は、蒸し暑い日にぴったりのすっきりした味わい。「シンガポールスリング」などのカクテルも豊富だ。

夜風が心地よいテラスは早い者勝ち! 艶っぽいソファ席もあり

店が位置する「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」は、あの「大手町温泉」を利用できるフィットネスクラブも入ったオフィスビル内の商業施設。

東京駅にも銀座にも近いし、地方や海外からの旅行者にもうってつけのエリアになるだろう。

仲間と賑やかに過ごすなら、やっぱり開放感のあるテラス席を選びたい。後方白いパラソルの下が1グループ限定のソファ席。

店に面したビル共有部の広場は、広々とした空間。人々が行き交い、ときにベンチでひと休みする姿が見受けられる。オフィスビルながら開放的な雰囲気の広場には、涼しい風が抜けていく。蒸し暑さを和らげてくれ、汗ばむ身体に心地いい。

その風を感じながらビールと料理を楽しめるのが、『クラーク・キー』のテラス席だ。実はこのテラス、1グループ限定で、ちょっとラグジュアリーなソファ席も用意されている。白いパラソルにリゾート感漂うこの席、ちょっとしたプチトリップ気分を味わえるとあって、要チェックだ。

ビールのほかに、エキゾチックなシンガポール名物のカクテル「シンガポールスリング」1,280円を注文すれば、より気分が盛り上がること間違いなし!

カラフルな店のロゴは、現地の「クラーク・キー」の代名詞でもある、7色にライトアップされた夜景をイメージしたもの。

厨房では、あのホテルの名店出身シェフが腕を振るう

他民族国家であるシンガポールの料理は、マレー料理や中国料理など、さまざまな文化がミックスされて生まれた新たな食文化。

一番影響を受けたという広東料理がベースに醤油を多用するためか、日本人の口にもすんなりと合い、食べやすさもある。

辛いだけでなく、深みや余韻を感じる味わいが、後引く美味しさの理由だ。ちなみに現在ヘッドシェフとして腕を振るうのは、「グランドハイアット東京」『チャイナルーム』の料理長だった中里卓氏。

「彼はさすがホテル出身。料理が何分何秒後に提供されるかまで考え、温度を測って計算しながら作るんです。だからお客さんには、一番美味しい状態で食べてもらえるんですよ」と店長。

甘党必見! マンゴーやココナッツアイス、黒米とライチのお汁粉などがぎっしり入った「マーライオンパフェ」1,100円もおすすめ。

広東料理の経験が豊富な中里氏の個性を生かすべく、「青鮫のふかひれコラーゲンスープ姿煮込み」など、この店ならではのスペシャリテも考案。

店自慢の濃厚なチキンスープをソースに仕立て、とろとろに煮込んだふかひれにかけて食べるこのメニューは、すでに人気の1品になっているとか。

店名は、シンガポールに行った人なら誰でも知る屈指の繁華街の名称「クラーク・キー」から命名された。「観光客も地元の人も、誰もが夜な夜な集まってワイワイ過ごす場所が『クラーク・キー』。そんな店にしたいと思って」。

店長の言葉通り、早くもオフィス街のオアシスとして賑わいを見せている。夏の夜、ビールとともに盛り上がりたいなら、今すぐチェックすべき一軒だ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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