こんなサク飲み屋を待ってた!恵比寿の新アトレに駅直結のスタンディングバー誕生!

揚げた穴子と野菜を赤ワインビネガーに漬けた、イタリア版の南蛮漬けがカルピオーネ。魚の種類は季節により変わる予定。

人気店とのコラボはほかにも!それぞれマリアージュを堪能したい

表参道のイタリア郷土料理店『kappas』とコラボレーションしたメニューは、この時期「穴子のカルピオーネ」600円と「マントヴァーノ産サラミ」500円が。

イタリア版南蛮漬けともいえるカルピオーネに、ほんのり甘い果実味のあるロゼ「ド・ラ・ロシェ ロゼ・ド・グロロー’14」500円が寄り添う。

『kappas』の店でも提供されているサラミ。

こちらのサラミは、天然の白カビを付けて熟成させる貴重な逸品だ。

てっきりマリアージュは白ワインだと思い込んでいたが、旨みの強い日本酒と相性よし。こういう提案は酒屋の懐の深さ。身を任せてその意外な面白さを楽しもう。

『ラシェット・ブランシュ』で長年アミューズとして提供するリエットは、3個で500円。さわやかなリンゴのピューレを乗せて。

日本酒といえば、白金『ラシェット・ブランシュ』とのコラボメニュー「豚と鴨肉のリエット」500円と一緒に出してもらった兵庫県「奥吉川 生酛純米大吟醸」2000円が出色だった。

単体で飲むときれいな印象だが、一転、リエットの肉の旨みが絡むと、味がぐんと膨らみ余韻が尾を引く。自分では絶対に思いつかない組み合わせに脱帽だ。

全制覇したくなる、ユニークなメニューのアイデアとは?

近隣の人気店とコラボレーションするアイデアは、店長である渡邉玲子さんの発案。ここ「アトレ恵比寿西館」立ち上げの際の説明会で、担当者が「地域に密着した施設にしたい」と語るのを聞いたのがきっかけだ。

「この周辺では、既にたくさんの飲食店が頑張っている。そんなお店の力も借りて何かしたい」。『君嶋屋』4代目社長、君嶋哲至(さとし)さんに話したところ「いいね!」と即決。

渡邉さんの好きな店、気になる店に声をかけ、とんとん拍子にコラボが決まっていったのだとか。相手の飲食店もノリノリで、「食材も価格も、みなさんかなり頑張ってくださっています」と渡邉さん。

エントランスの足元に、君嶋社長の座右の銘「LIFE IS A ROCK」の文字を発見。情熱あふれる人柄が伺える。

常時3~5店舗とのコラボメニューがオンリストするが、随時内容は変わる予定。まだまだ出番を待つ控え選手がたんまりいるそうだ。

これは楽しみとニンマリしたものの、ちょっと待って、じゃあ今回味わえなかったものは、早目に再訪して楽しんでおかないとだめってこと?いい店に出合うと、悩みも増えるのだ!

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