東京最旬の新店レストラン! Vol.5

肉汁の飛び出し要注意!中目黒の大人気中華の新店でカリもち餃子を堪能!

箸がス〜っと入るほどのやわらかさ。口に入れるとシャキシャキの食感。こちらの店にしかない紹興酒を合わせて

さすが看板料理!「獅子頭 大きな大きな肉団子 伝統的な上海醤油煮込み」の美味しさに感動!

ひと口食べてみたらわかる、これは単なる肉団子ではない!看板メニューとなった「獅子頭」は総料理長渾身の料理だ。江南地方は揚子江を挟んで江蘇省と浙江省に分かれる。

江蘇省では長芋を入れなめらかにし、浙江省ではクワイを入れシャキシャキの食感を大事にすると言われている。山口氏は両方を入れてまさに良いとこ取り!で、さらにうずらの卵を入れたオリジナル版。

「獅子頭」と呼ばれるにふさわしい拳ほどの大きさには驚くが、やわらかくとろけるような肉は一人でもペロリといけそうだ。砂糖を焦がした醤油ソースは、こってりとまろやかな味わい。次回は他の紅焼料理も試したくなった。

ゆったりとした配置に心が自然と和む

江南地方と日本の美味しさが融合する“山口イズム”

山口総料理長が本来得意とする江南地方の料理がメイン。魚と米に恵まれ、食の宝庫である江南地方の料理は、日本の素朴な田舎料理に通ずるものがある。

そしてもうひとつの特徴は義父から教えてもらった家庭料理を受け継いでいること。上海では料理は父親の役目なのだそう。

日本で言うおふくろの味は上海ではおやじの味。「張家の紅焼肉」は義父の味を忠実に再現しており、山口氏の最も好きな料理だ。中国の文化や歴史を勉強して現地を意識した味を目指していると言い、心の底から中国が好きなのだとわかる。

和食器を使った盛り付けは日本人の心が表れ、江南や上海料理の醍醐味を感じつつも非常に品がある。初めて訪れるならぜひ「おまかせコース(8,000円〜)」で江南料理を堪能しよう。

江南地方には紹興も含まれるため、甘口〜辛口の紹興酒が用意されている

中国から取り寄せている食材で現地の味を追求

一軒家レストランならではの風格。堂々としたロゴが店の格を表す

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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