食都・銀座の深夜の人気店!一口で食欲が制御不能になるお店はこの3軒

アジフライは4枚で1人前。小アジを軽やかに揚げてあるので、ひとりで何枚も食べる人がザラ。散々食べて飲んだ後、このフライとビールで〆、という強者もいるとか。秘密の下ごしらえを施すことで、アジの旨みをぎゅっと凝縮しつつ、サクッとした仕上がりに

ここを知らなきゃモグリ?な名店
『お食事処 きく』

銀座8丁目

年季の入った雑居ビルの2階。あらかじめ存在を知らなければ少々見つけづらいロケーションだが、それだけに、毎夜銀座に通じた紳士淑女で賑わう。店主の松井邦夫氏は、昭和52年に銀座で自身の店を構え、55年から現在の場所へ。

マグロ、あわび、毛ガニなど上質な鮮魚料理のほか、メニューには肉じゃが、卵焼きといった家庭の食卓に並ぶような品もあるが、職人のひと仕事が施されたその味は、違いが歴然。長年、ナイトシーンで名を轟かす所以だ。

慢性的な野菜不足を自覚している人間がオーダーしやすい料理。それが、ポテトサラダや胡麻和えといった小鉢だろう。しゃっきりしたほうれん草に香りの良い胡麻衣、ポテサラはほくほくまろやか、と感涙もの

松井氏と奥様、息子さん、娘さんと、家族を中心に店を切り盛り。朗らかで家庭的な雰囲気も店の味わいだ。品書きもあるが、慣れたゲストは食べたいものを伝えて¥8,000~¥10,000の予算で食事をするのが流儀だそう

極めてスタンダードなスタイルで登場する、ポーク生姜焼き¥1,200。生姜焼きは、玉ねぎは入れずに豚のロース肉のみをしっかり目に焼いてある。程よく生姜が香るタレの味付けにごはんが進む。味噌汁は日替わりの具入り¥150 、ライスは¥200。銀座の中央部にあってこの価格は貴重

銀座の夜のファミレス的安心感がうれしい『みやざわ』

銀座8丁目

銀座のクラブでは、近隣の飲食店から出前を取る、というシステムが確立されているが、数多くの店からひっぱりだこのサンドウィッチを届けているのが、ここ『みやざわ』。人出が多い日は出前1時間待ち、なんてこともザラだという。

店でのイートインは、11種あるサンドウィッチのほか、郷愁を誘う洋食も人気。豚の生姜焼きに目玉焼きののったハンバーグ、ケチャップが鮮やかなオムライス、スパゲティナポリタンetc.、と目移り必至のラインアップだ。

手前のエビフライサンド¥1,250は、かつサンドと人気を二分する“揚げ物系”サンド。注文を受けてから揚げる熱々のフライにタルタルソースが抜群の相性を見せる。王道スタイルのたまごサンド¥850も不動の支持率を誇る

ソニー通りに出されている看板は、ごく普通の喫茶店のものと変わらぬ仕様。夜の街のど真ん中にあって、ほっと寛げるスポットの目印だ。なお、サンドウィッチはテイクアウトも可能。あらかじめ電話予約がベターだ

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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