神楽坂はどこまで大人を隠せば気が済むのか!お忍びデートに使える名店7選

夜の帳が落ちる頃、神楽坂はまた昼と違った華やぎを魅せはじめる。花柳界の妖艶で艶やかな雰囲気を残しつつも、新陳代謝は活発で、老舗に負けじと近年オープンした店も賑わいをみせている。

オステリアやトラットリア、バル、中華まで、意外と気軽に使える店も多い。どれも住宅街に佇む隠れ家レストランで、雰囲気は抜群。さぁ臆せず石畳を進んで大人のひとときを楽しもう!

前菜、パスタ、メインそれぞれに、フリッツァンテ、白、赤のワインを合わせて一緒に楽しむ

美食小路の注目店は小さくて濃いイタリアン『イル ボッリート』

熱海湯のある小栗通りといえば、名店揃いの美食小路。ここにある『イルボッリート』は、小さいながらもかなりマニアックで、イタリア中部、パルマの生ハムなどで知られるエミリア・ロマーニャ州の郷土料理に特化する。

メニューはシェフが現地に滞在し、そのとき食べた料理から誕生するという。そのライブ感や情熱がこの店を一層魅力的に見せている。

名物の「茹で肉」料理は、低温調理されてしっとり絶品の仕上がり。小規模生産者を中心にしたワインのセレクトも実に巧みで、小さくて濃いイタリアの世界を満喫できる。

オレンジがかった白など、ナチュラルで個性的な造りのワインが中心

内観

生ハム、ゼッポリ、カルパッチョなど、多彩な前菜盛り合わせはワインがすすむ。パスタもメインディッシュもボリュームがある

くつろぎに満ちた住宅街の新イタリアン『トラットリア イル ティレーノ』

「料理が美味しいのは当たり前。美味しく食べてもらうために、気持ちを込めたい」とはにかむ嶋田洋平シェフ。

カウンターキッチンにしたのも、食べた反応を直に感じたいからという。

下高井戸の『ピッツェリアトニーノ』で料理長を務めた経験を持つ嶋田シェフは、シンプルでオーソドックスな料理が持ち味。ドーンと大きな皿でサーブするのも豪快だ。

気取らず、おしゃべりしながら料理を楽しめる雰囲気は、まさに住宅街の名店の条件にぴったり。開店したばかりだが、早くも地元民に愛されるイタリアンになっている。

内観

前菜のパテには半頭で仕入れた山形の仔牛を使っている。パスタは糸島豚のばら肉のラグーソース。料理は仕入れ状況などにより異なる。写真は一例

石畳の小道をたどる居心地のいいオステリア『オステリア ラストリカート』

石畳に黒塀が続く兵庫横丁。『ラストリカート』は最も神楽坂らしいこの小道にある。2階はエレガントなリストランテ、1階が今回紹介するオステリアだ。

シェフの半田龍一さんは、ちょっとユニークな経歴を持つ。都内のイタリアン店などを経て、九州の精肉店に入って解体から肉を学んだ。

その時に出会った糸島豚や愛知の農家から届く自然栽培の野菜など、ナチュラルな食材を使うのもこだわりのひとつ。メインの炭火焼をはじめ、パスタや温もりのある郷土料理は、食材と真摯に向き合うシェフの手から生み出されている。

内観

野菜が20種類以上乗ったバーニャカウダなど野菜たっぷり。デザートも2種類ついて楽しめる

路地の階段坂に面した民家のような一軒屋へ『神楽坂 アルボール』

『アルボール』は、兵庫横丁で最も道が細い階段坂に面している。民家を改装した店舗は、自宅のリビングに招かれたような寛ぎ感に満ち、中央に据えられたキッチンの光景が、ディナーへの期待を高めてくれる。

果実のように甘く濃いトマトがまるごとのった名物のパスタなど、料理は野菜を中心にした創作イタリアン。鎌倉、三浦、そして京都から毎日新鮮な野菜が届く。

目指すは生産者と結びついた「ファーム トゥー テーブル」で、日本ワインを揃えているのもその一環。箸が添えられた気取りがないスタイルもいい。

内観

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