小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.19

都内『海苔うどん』最強対決!完全に未体験ゾーンの海苔尽くしが旨い

curated by
小宮山 雄飛

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

右.青のりうどん¥850 左.なめたけご飯一口

熟練の技で手打ちしたうどんにたっぷりの青のりを『手打たらいうどん四國路』の"青のりうどん"

東松原

学生時代から美味しいもの好きの小宮山さんが、高校時代から足繁く通うこちらのうどん店は、創業して34年を誇る老舗。

「友人が近所だったのがそもそものきっかけで、名物たらいうどんを食べて感動してからざっと20年以上のお付き合い。讃岐うどんほど固くなく程よい柔らかさが調度よく、そして手打ちならではの不揃いな太さが逆に愛情を感じる。ご主人のうどん愛が本物だと確信します」と嬉しそうにうどんをたぐりながら語る小宮山さん。

たらいうどんで有名な徳島育ちの主人塩田さんは、幼少からうどんに深く携わってきたスペシャリスト。1代で築いた夫婦で営むうどん店は、うどん作りからすべて手作業。選び抜いたこだわりの材料を、湿度や気候に合わせオールハンドで最大限に活かす

たらいうどん発祥の地、四国徳島出身の主人が修行を重ねたのち東京に開業し、オールハンドにこだわった長めの手打ちうどんが自慢だ。

朝に手練りし開店前に打つ。大きな釜のたっぷりの湯で釜あげした、とろ〜りシコシコとしたこしのあるうどんが特徴。上ランクの鰹節、利尻昆布、瀬戸内海の煮干しなどで丁寧に作られた出汁もまた効いている。

店いっぱいに心地よく香る、風味豊かな青のりの磯の香りがうどんへの気持ちを高めてくれる

「本当に優しい味なので、体が弱っているときにも最適。実はけっこうカロリーを気にしているので揚げもの系うどんはやめ自然の恵みたっぷりのヘルシーな海苔をチョイスすると、体も喜ぶ感じがしますね。また一口のなめたけご飯がいい塩梅にお腹を満たしてくれるんですよ。うどんで千円って、ちょっと豪華でいいですよね」

ほっこりとした日常にあるプチ贅沢な食こそ、パワフルな小宮山さんの明日への活力に繋がるようだ。

四万十川の青のりをたっぷりと使用

【ここが旨いのPOINT!】

①透き通った水流が生む四万十川の青のり
→水質の良い四万十川の川底に生息するのり。絶妙な塩分を持つ繊細なのりは青々しく美しい。軽く炙って使用。

②約40年の匠の技が光るこだわりの手練り麺
→主人の年齢に応じて数量限定で打つ麺はすべて手打ち。ねじれや太さの差異がいい。焼酎を少々入れる熟練の秘法。

③ちょっと欲しくなるお腹を満たす一口ご飯
→きつねやたぬきに使うかけスープで炊いた、人気のなめたけご飯のミニサイズ。隠し味のサラダ油でなめらかな旨み。

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