体育会系赤身肉ハンバーグ（とその男）は、ハンバーグ女王のお口に合うのか？

熱々の鉄板に乗せられ、ジュージューと音を立てながら運ばれてくるハンバーグ。とても食欲をそそります。ハンバーグを語る上で外せないのが、「形・肉感・ソース」の3ポイント。

まずはお店の美学が現れる部分でもある「形」について。まるい円形、細長い俵形、ふっくらとした小判形などがありますが、今回は「細長い俵形」のハンバーグ。鉄板焼き系のハンバーグに人気の形です。2切れ並んでいて、ハンバーグの横には炒められたモヤシ・カボチャ・ブロッコリー・トマトが添えられています。見た目の第一印象はなかなか体育会系ですね！

続いては「肉感」。鉄板で焼き加減を調節できるよう、敢えてミディアムレアで出てくるハンバーグは、人気の赤身肉系。ナイフを通すと予想通りとても柔らかくジューシー。肉感よりもフワフワ食感が印象的です。ミデイアムレアなのでとろけるようにあっという間に食べられてしまいます。よりしっかりとした肉感を楽しみたい場合は、赤身を鉄板に当ててミディムにして食べるのもあり。

最後に「ソース」。今回選んだのは、「デミグラス／だしショウガ／ゆずポン酢」の3種セット。ハンバーグ自体に胡椒などで味が付いているので素のままでも味わえますが、つけダレで違った味を提供してくれるのはお店側の工夫が伝わってきますね。

デミグラスソースは期待を裏切らないスタンダードな味。だしショウガ・ゆずポン酢はハンバーグをよりあっさり風味に変えてくれ、おかげで女性でも2切れサラッと食べられるよう手助けしてくれます。トッピングもチーズやコーンなど様々用意されていて、とてもオールマイティ。

このハンバーグを男性に例えると・・・？

そうですね。見た目はガッツリで、ガタイの良い体育会系。

だけど、ソースやトッピングなどで色々な食べ方を提案してくれる柔軟な性格で、相手の好みに合わせることのできる守備範囲広めな男性。そんなイメージです。

恵比寿という土地柄もあり20〜30代のお客さんが多いこちらのお店は、カフェ気分で一人で行くのも良し、同僚とのランチで行くのも良し、気軽なデートにも使えます。常連になっていろいろな種類を制覇したり、別メニューのカレーと合わせてハンバーグカレーを楽しんでいるツワモノもいるそうですよ。

そんな恵比寿のオールマイティな体育会系ハンバーグをじっくり味わいつつ、東京には他にも魅力的なハンバーグが眠っているかもしれない！と、翌週はまた違ったハンバーグを食べに出かけます。

編集後記：Grillマッシュ的ハンバーグの男といえば？

編集担当のUです。そういえば、うちの編集部でも『Grillマッシュ』のハンバーグを食べて喜んでいた人がいましたね。

写真はハンバーグではないのですが、下記でハンバーグレポートを書いています。

・『Grillマッシュ』（恵比寿）で 背徳の深夜ハンバーグ

明らかに体育会系なガタイのいい編集者・船山。

Grillマッシュのハンバーグのような東カレ編集者船山、ミーナのお好みには合うのだろうか？次週、その回答が聞けるのかもしれないし、聞けないのかもしれない。

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