接待慣れした美食家はここでもてなせ!サプライズで喜ばせる名店6選

接待慣れした重役をもてなすならば、無難な高級店よりも、普通の店では味わえないようなちょっとしたサプライズが必要。

美味しいものは最早食べ尽くした、レストランに対して、味プラスαを求めている“食の偏差値”高めな難敵を陥落させろ!

「 卵かけごはん」は、ディナーコースの〆に登場。冷酒とのマリアージュも意外性アリ!

意外な〆がSURPRISE!
『テール・ド・トリュフ東京』

〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。

「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。

フランス・ニースに本店を構えるトリュフ専門レストランの、東京店。表立ってのスペシャリテである、会津地鶏卵を生クリームと合わせてトロトロに仕上げた「ヴォイヤード」と並んでファン多数なこのセット。

そう、まさかのTKG(卵かけごはん)!である。テーブルに運ばれてくるのは、〝黒いダイヤモンド〞とも称される黒トリュフを炊きこんだごはんと、だし醤油入りの生卵。まずはごはんの芳しい香りを存分に感じたら、あとは卵をかけて無心に味わうのみ。

日本ならではの愉悦にひたれること、請け合いだ。

スペシャリテの卵料理「ヴォイヤード」にはサマートリュフが。コースメニューは日替わりで変更される。写真は一例

黒鮑の漢方炒め。棗や栗、松の実、高麗人参とともに鮑を炒めたもの

ヘルシー薬膳がSURPRISE!
『ファイン コリアン キュイジーヌ 尹家』

相手の体に気を配ってこそ、真のおもてなしというものだが接待というからには、健康志向に走り過ぎるのも味気がない。4つの個室で構成された美空間で滋味溢れる韓国料理を味わえるのが、2013年5月にオープンした『尹家』だ。

この店で味わえるのは、かつて王のみが食すことのできた韓国宮廷料理をベースとした美味。自然との調和を目指し、鮮度のよい無添加食材を韓国から空輸している。

メニューにはチャプチェやケジャン、ビビンパといったおなじみの韓国料理も多く並ぶが、いわゆる〝街場〞で見かけるそれらとは一線を画した素材使いや美しい盛り付けで、宴卓に華を添える。アラカルトのほかに11品前後の料理が登場するコースも用意しており、じっくりと商談に集中したい場合はそちらもおすすめ。

ゆとりのある個室や、カヤグム(韓国の弦楽器)をアレンジした透明感溢れるサウンドが、接待の堅苦しさをやんわりとほぐしてくれる。

季節のジョンの盛り合わせ(写真は2人前)日本ではチヂミの名で知られる。具材は鯛や海老、蛤など

4つの個室には、韓国の新進気鋭のアーティストが描いたという美しい絵画が飾られている

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