知らなきゃ食えない、東京裏カレー Vol.1

老舗・人気店の超絶品カレー5選

21時以降は単品でカレーの注文もOK。自家製ソーセージカレー。ブーダン・ノアールと薫製したインカの目覚めブリック包み、など※仕入れ状況によりメニューにオンされる

味のテンポを壊さない豚〆カレー
『ボン・ピナール』の"ソーセージカレー"

広尾

CPの高いワインを目当てに、毎夜常連たちが吸い寄せられるワインバー。カウンターにはワインが並び、ひと通りのワインを経験した手練れが馥郁たる空間で身を酔わせる。

そんなワインラバーの最高のバックアップが、厨房の奥の聡子シェフが作り出す料理の数々。彼女自ら富士宮は豚博士がいるという「富士農場サービス」へ出向き、半頭買いしているというLYB豚で作ったシャルキュトリーはここでしか味わえない。

〆のカレーにLYBソーセージをのっけてもらえば、フルーティーでタスマニアペッパーの効いた芯のあるルウに豚の濃密な脂が広がり、ワインとカレーの往復が止まらなくなる。

健康に留意し、小麦粉や油を使わない鰹節と昆布だしのスープカレー。カツや海鮮などカレーのトッピングは応相談。また、カレーリゾットにも、とバリエーションは未知数

アワビのわがままトッピングも可能!?
『室井』の"スープカレー"

新橋

各界の名士たちがおもてなしをするとき、得意顔で紹介する店である。「二度と同じものは出しません」と、30年以上ものあいだ蓄積してきた何千枚のメモには、顧客の当日の食事が詳細に記録されている。

箸の行き交いで好みを判断し、その流れで料理を構築するコースは、まさに食のオートクチュールだ。

〆には、「ワガママいっていいかい?」と甘える常連たち。名物のキノコパスタは6本、オムライスはスプーン1杯、といいつつ、「やっぱり室井さんのカレーは食べたい……からルウだけお願いするよ」。こんなふうにカレーにアワビのトッピングをしてしまうのもアリ。

明日は、旨すぎてメニュー化したという、もともとまかないだったカレーが登場!お楽しみに!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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