超局地的お散歩!呑ん兵衛タウン・立石の隣の四つ木が今熱い!?

立ち呑み屋が並び、昼からお酒を楽しめる呑ん兵衛の聖地として有名な街といえば、立石だろう。
だがご存知だろうか?そのお隣、四つ木もなかなかにおもしろい街であるということを。

新たな街を開拓したいと思っている方は必見!美食を求めてふらっと四つ木をお散歩♪

四つ木 超局地的マップ

商店街周辺は再開発中。古い店がそのまま残りますように

歩けば昭和が見え隠れ、知られざるレトロ商店街!四つ木

まずは四つ木ってどこ?という方のために。今や呑ん兵衛の聖地と化した京成立石のお隣の駅が四つ木です。

メジャー感を獲得した立石の側で鳴りを潜めていますが、「まいろーど四つ木」という〝ザ・昭和〞な商店街があり、知る人ぞ知る!素敵な店があるのです。

まずはランチ!『うなぎ魚政』の絶品うな重からお散歩スタート

地図A

散策は『うなぎ魚政』でのランチからスタート。

ここは注文を受けてから鰻を割いて調理する「特注活鰻」で有名な店。ブランド鰻・坂東太郎を中心に、国産鰻、時期によっては天然ものと質の良い鰻を使用。

うな重は一尾分の肝わさと骨せんべい付き。店主セレクトの日本酒などを1杯やりつつ焼き上がりを待つのが楽しい。坂東太郎、天然鰻は予約がベター。坂東太郎うな重・上¥4,830、肝吸い¥215。焼き上がりまで40〜50分かかるけれど、待った甲斐あり、絶品うな重がいただけます。

お腹いっぱいになったとこで商店街をぶらり!老舗の味噌屋『まるさ坂本商店』を発見

地図B

お腹が満たされたら再び商店街へ。昭和40年代生まれとしては即、懐古モード全開になりますが、やわなノスタルジーを吹き飛ばすインパクトがあるのが『まるさ坂本商店』。

創業は昭和29年、巨大な木の仕込み樽が並ぶ老舗の味噌屋で、今でも味噌をしゃもじですくって量り売りしています。天然秋田みそ、特撰信州白つぶ、九州みそなど樽に盛られて並ぶ味噌は、東北から九州まで約30種。近隣の飲食店にも顧客を持つとか。今では味噌蔵でもなかなか見なくなった大きな木の仕込み樽が店内に。味噌漬けをはじめ漬物などの加工品も販売している。量り売りは500グラム~。

こういう店、なくならないでほしいなあ。

<店舗概要>
店舗名:まるさ坂本商店
住所:葛飾区四つ木1-33-8
営業時間:9:00~19:00(祝10:00~17:00)
電話番号:03-3697-0815
定休日:日


※こちらの店舗は、現在移転しております。掲載情報は移転前の情報です。
 詳しくは下記レストランページをご確認ください。

〆は居酒屋で一杯!下町の良心を象徴する古き良き大衆居酒屋『ゑびす』を発見

地図C

そうこうしつつ夕暮れを待って「日が短い季節は罪悪感がなくっていいね」と、開店と同時の午後4時に大衆酒場『ゑびす』のカウンターへチェックイン。

コの字型の大きなカウンターに、開店直後からお客がひとり、またひとり。下町の良心を象徴する古き良き大衆酒場で、短冊に書かれた品書きは100種以上、1品¥280から。

刺身をはじめ料理は盛りもよく、おひとり様仕様の小鍋にカツ丼、チャーハンなどの〆物まで何でも揃う。どじょう鍋¥560、ハイボール¥300。

1品だいたい300円前後!ハイボールで肉豆腐はふはふ。ああ、ありがたや。

どうです四つ木。歩いてみたくなったでしょう。
余談ですが四つ木は「キャプテン翼」作者の高橋陽一さん出身地であり、四つ木~立石には、作中のキャラクター銅像が立ち並んでいるのだとか。まずは立石に来たついでにでも、ちらっと立ち寄ってみてはいかが?

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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