都会の喧噪を離れて。 Vol.7

国の文化財に泊まれるの!?大人が行きつく『登録有形文化財』の宿7選

よろづや 松籟荘(長野)

出典:relux|よろづや 松籟荘

信州湯田中温泉で寛政年間に創業された、よろづや松籟荘。昭和14年に建築された木造数寄屋造り3階建ての建物と、和の趣が漂う「桃山風呂」が国の文化財として登録されています。

桃山風呂は、社寺建築の技法を用いた純木造伽藍建築。唐破風玄関を入り、折上格天井を見上げると、まるでお寺の中でお風呂に入っているようです。

出典:relux|よろづや 松籟荘

正統派の書院造の部屋は、ふんだんに銘木が使われた贅沢な造り。どの部屋にも格調の高さが感じられます。檜や信楽焼きの浴槽を使用した内風呂も、自家源泉のかけ流し。北信濃の山川の幸を使用した懐石料理を堪能して、ゆっくりと温泉三昧の一日を過ごせます。

詳細情報 :relux|よろづや 松籟荘
所在地 :長野県下高井郡山ノ内町平穏3137
参考価格 :1名様あたり 24,074円~(消費税込/1泊2食付き2名利用時)

旅館大橋(鳥取)

出典:relux|旅館大橋

カジカガエルが鳴き、水面を舞うホタルを随所で見られる三徳川沿いに格式ある重厚な佇まいで在るのが、旅館大橋です。昭和7年、最高の日本建築を目指し宮大工の技により建設されました。近郊各地から集めた銘木を贅沢に使い、同じ造りの客室が無いように設計されています。

本館・離れ・西離れ・大広間・太鼓橋の5ヵ所が平成9年に国の文化財に指定されました。

出典:relux|旅館大橋

南天の間では、特徴ある傘天井に現代では手に入りにくい太さの希少な南天の木をふんだんに使用。他にも、桜の間や竹の間など、各室には、そのお部屋で使用された銘木の名がついています。

百帖の畳を敷きつめた大広間の舞台は、かつて二代目市川匱之助に「この舞台ならば踊れる」と言わしめたという逸話が残るほどの絢爛さ。建物に加え、日本国内でも数少ない足元自噴のいで湯も自慢です。

詳細情報 :relux|旅館大橋
所在地 :鳥取県東伯郡三朝町三朝302-1
参考価格 :1名様あたり24,000円~(消費税込/1泊2食付き2名利用時)

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