読めば一流の客に?!『カンテサンス』総支配人が教える愛され客講座 Vol.3

食前酒って結局どう楽しめばいいの?いまさら聞けないを教えます!

大人のレストラン活用術を学ぶこの連載、昨日の第2回目では、レストランで女性を口説くにはどうしたら成功に近づくかを教えていただいた。そして3回目となる本日は、食事が更に美味しくなる、食前酒の頼み方を教えてもらう。

アペリティフとして日本でも根付いてきた感のある食前酒文化、でも本当はどんな風に楽しめばよいのか意外とわかっていない人も多いのでは?

教えていただくのは、8年連続でミシュラン3つ星を獲得している名店中の名店、フレンチレストラン『カンテサンス』の総支配人である小澤一貴さん!

料理をさらにおいしくする、食前酒

フランス料理がお好きなお客さまでも意外に不得手なかたが多いのがアペリティフ、食前酒です。

『カンテサンス』でも、「食前酒はどうなさいますか?」とお客さまに聞くと、時として「(食事中にはワインを飲むので)食前はけっこうです」と言われてしまいます。なぜこういう答えが返ってくるのだろう、とサービス側は不思議に思うのですが……。

レストランで食前酒を頼むのは、西欧では当たり前のことだからです。もしかして日本語がよくないのかな? アペリティフというフランス語にしても、アペタイザーという英語にしても、“食欲を昂進させるもの”を意味します。食事の前に何か飲むのには、胃を刺激して、料理をさらにおいしく食べるためという目的があります。

対して、食前酒という日本語には、なんの目的も感じられません。食後酒も同じで、ディジェスティフ、消化を助けるという目的を説明したフランス語とはあきらかに異なっています。

メニューを決めるまでの時間を、食前酒で楽しむ

アペリティフは、のどをうるおし、かつ、味を楽しみながら、メニューを開いて料理を決めていくプロセスに楽しみがあります。フランス料理店だと、シャンパーニュを勧められることが多いと思いますが、ルールはありません。

米国だとドライマティーニのようなカクテルが好まれるし、アルコールを飲まないなら、ジュースでもいい。なかにはスパークリングウォーターを注文なさるゲストもいます。各人各様です。個人的にはマティーニなど、かっこいいと思いますね。量の少ないショートカクテルですから、料理を決めるまでのアペリティフとしてもぴったりです。

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