ラッキーにも出張で京都に行ったら絶対お薦めの店はココだ!

■呑み助編~京都の夜に酔いしれたい人はこちら

店内を飾る調度品も興味深い

多彩に揃う肴に安堵し、趣ある設えに、つい長居をしてしまう『神馬』

昭和36年に改装した町家の店内も風情十分の居酒屋で創業は昭和9年。「昔の方は晩酌で毎日来はって、2、3合空けてサッとお帰りになった」とのこと。

西陣の織屋職人を癒した美酒と肴は今も健在で「最近は出張で東京からという方も多いですよ」と言う。時代は移れど、「気持ち良く飲んで帰ってもらいたい」心意気は変わらないのだ。

吟味した素材に手間暇をかけるのはもちろん、品数も驚くほど豊富。分け隔てなく愉しめる雰囲気もこの店の魅力で「皆さん、お話しされてますけど、少しも騒々しくない。そんな店です」。初めて来たのにすぐ体が馴染む、本当に不思議な店だ。

カウンターはブビンガの一枚板

町家をそのまま活かした店内で正統派のホスピタリティを披露『bar K家』

バックバーに並ぶオールドボトルの数々に、シングルモルトを愛する者なら誰もが驚愕。およそ8割がそうだという。「自分が美味しいと思ったもの以外は基本的に置きません」。銀座の名店でも研鑽を積んだ名バーテンダーが開いた1軒だ。

2011年4月には歩いて1分ほどの場所に別館も開いたが、どちらも町家をそのまま活かした造り。この本店でもカウンターのほか、蔵の中のテーブル席や離れの畳座敷など、およそバーらしからぬ多彩な空間性で魅了する。

京都のエッセンスを巧みに取り入れたオリジナルカクテルも秀逸。「京都にいいバーを知っているんだ」。人にそう教えたくなる。

「アイラモスコミュール」ビターズボトルには西洋山葵入りラフロイグ

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