密着型のI型 VS 視線が交差するL型――。恋の必勝カウンターはどっち!?

♥見つめあう ”L”型カウンターならこの3店舗

和の伝統と洋のモダンの融合がメインコンセプト。ライトで幽玄に照らし出される各種のボトルも美しい

ホテルの地下に潜む正攻法な紳士のバー『M BAR』

白金台

緑豊かな白金台の高台に佇む『シェラトン都ホテル東京』。その地下にあるこちらのバーは、隠れ家の雰囲気を漂わす紳士のための社交場だ。

竹や和紙を使い、日本の伝統美を取り入れた設えは心地の良い緊張感を漂わす。重厚なL字カウンターや抑えた照明も、適度に背筋を伸ばしつつ酒を愉しむ演出には丁度良い。一定の格式の中で味わう寛ぎの時間。紳士には時としてそんなバーが必要である。正統派のバーの引き出しとして押さえておく価値は絶対にある。

臨場感あるカウンターが特等席。インテリアからもシチリアの空気が漂っている

シチリアの魅力を料理と空気で堪能『ロッツオ シチリア』

白金高輪

店があるのは明治通りの四の橋交差点付近。昔ながらの面影を残す商店街の一角で直球勝負のシチリア料理を提供する、そんな意外性に満ちた一軒である。

本場シチリア料理を、これまたシチリア産を中心に揃える充実のワインと一緒に味わいたい。

出店に当たっては「お客様と密に接していたい」とカウンターを絶対条件に挙げた

名店仕込みの和食をカウンター使いで『晴山』

三田

凛とした所作と快活な人柄が印象的な店主・山本晴彦氏は、全国に名を馳せる岐阜の名店『たか田 八祥』の出身。師である高田晴之氏の元で、12年に渡り腕を磨いた。その真髄は、正統派日本料理の枠にありながら、自在な発想で食材の旨さを引き出す柔軟性。

そんな名人の技は、ゲストの反応が直に伝わるカウンターという舞台で、さらに研ぎ澄まされている。2011年の開店以来、連日大盛況の人気店。本格日本料理のカウンターとしては、絶対に外せない一軒である。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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