タバスコを大量投入して食す摩訶不思議な“鉄板麺”を知っているか?

誰にでも時に無性に食べたくなるメニューがあるだろう。たいてい、そういうものってジャンクな料理だったりするもの。いい大人が毎日ジャンクフードを食べるわけにはいかないが、たまの休日にはB級グルメに酔いしれる、なんていうのもありだろう。

そこでご紹介したいのが、東中野の中華料理店『大盛軒』の鉄板麺だ。“鉄板麺”と聞くと「焼きそば的なメニュー?」と思いがちだが、全く違う。写真のように鉄板焼きとラーメンがセットで、鉄板麺なのだ。

それにごはんが付いて880円。かなり炭水化物祭りだが、満足感はハンパない。

なんといっても食べ方が楽しいのが、この鉄板焼き。直径17cmほどの鉄鍋に大量のキャベツ、そして豚バラ肉がたっぷり乗り、湯気がもうもうとして運ばれてくる。

まずは鍋の具の中央に窪みをつけ、生卵を割り入れる。そしてカリカリのニンニクと、なんとタバスコをこれでもか!というほどにドバッとかける。それを素早くかき混ぜれば、完成するのだ。

ちょっと酸味のある特製のタレがアクセントとなり、見た目以上に、実はあっさり。

中華料理店なのに、大きいサイズのタバスコが、コショウや醤油と同じテンションで各テーブルに置かれている。

タバスコを大量に投入すれば、もはや中華料理にあらず。唯一無二の鉄板焼きが完成するのだ!

もちろん鉄板焼きの具はオンザライスでもOK!普通盛りでもどんぶりにすり切りいっぱいのごはんだが、鉄板焼きの魔味によって、みるみるうちに減っていく!

ボリューム満点!満腹、満足。漢メシの典型的なパターンだろう。

そして半ラーメンなのだが、これが侮れない。やや太めの麺に醤油味の中華スープ、そして海苔とネギというシンプルな一杯だが、これが非常に深い味わい。

さすがは東中野の名店中華、ラーメンへの強いこだわりが感じられる。けっして半ラーメンはおまけ、ではない。鉄板焼きが主役ならば、半ラーメンは名脇役(それも渋い)といえるだろう。

東中野駅から徒歩10秒!東口南階段を下りてすぐ!そう、本当に駅近なのだ!!!

新宿あたりに用事があったら、是非に東中野まで足を運んでもらいたい。年末年始以外は年中無休!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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