何軒知ってる?代官山の隠れ家レストラン7選

日替わりの「お通し5品」¥1,296には、肉、魚、野菜、炭水化物が網羅されている。写真は手羽じゃが、和牛のステーキ。豆腐のそうめんのウニのせ、ほか。レアもの含め焼酎はグラス¥700〜1,000で楽しめる

お通しだけで十分満足できる隠れ家『酒処 まるひら』

50種以上の本格焼酎がそろう、カウンターメインの小さな焼酎バー。女将の谷口美智子さんがひとりで切り盛りするため、着席時にまずはすべて手作りの「お通し5品」が供される。

その内容は、味・量ともに申し分なく、家庭料理のような温かみにあふれている。

しかし、この店で本当に楽しむべきは、女将さんとの会話。本人は「ほんのちょっぴり無愛想(笑)」というが、彼女の適度なつかず離れずのあしらいが酔客には心地よく、夜な夜な多くの常連客が通ってしまうのだ。

最後に行きつけにしておけば、かならずエバれるひと癖もふた癖もあるバーを御紹介。なんども通うことで双方の胸襟が開かれ、居心地がよくなっていく、そんな極上のバーである。

知る人ぞ知る隠れBARの秘密部屋『Antiquite』

鉢山中学校東の信号からすぐ、だが知らなければ出会うことのできない隠れ家BARがある。

入口には看板もなく、無愛想な面構えである。だが一旦足を踏み入れるとそこは束の間、大人たちが羽を休める静謐で居心地のいい空間が広がっているのである。長いカウンターに陣取り博識な店主・渡邉誠也氏と言葉を交わすだけで、隠れBARたる所以が分かるだろう。

しかし、実はその奥に秘密の個室が存在する。4人から使用可で、2次会や秘密めいた会合にお誂え向き。間口が狭く奥行きが深い鰻の寝床の形状は、洞窟学的にも人を安心させる効果が。眼前に迫る渋谷の夜景と、秘密のドキドキ感がありつつの居心地良さ。密やかにハマるBARである。

あえて麺を茹で置く「スパゲッティナポリタン」¥800

男心をくすぐる絶品ナポリタン『CAFE STREAMLINE 代官山』

昭和10~30年代の和洋折衷をこよなく愛する趣味人・若林秀治オーナーが、時代に逆らい、作り物のレトロではない“あの頃の代官山”を表現するカフェバー。

純喫茶風ナポリタンやクリームソーダといったレシピも“当時のまま”にこだわり抜く。

また、オーナーはビールラベルのデザインなども手掛けるクリエイターでもあり、ブリキの飛行機模型なども製作・販売。夜ともなれば、様々な趣味人が集まり、酒を片手に熱く語り合う。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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