ピンチョスはスペインの串揚げだ!酒に合う絶品ピンチョス6選

ちょっと美味しいものをつまみながらお酒を楽しみたい。そんな時は、ピンチョス!!

お酒のおつまみや軽食として、オープンサンド風にパンに食材をのせ、串や楊枝で刺して供されるスペイン料理がその名の由来。今では様々なスタイルがあり、フィンガーフードとして親しまれ、本場スペインでは皆、ハシゴしながら各バルの名物ピンチョスを楽しむのが一般的。

肩肘はらずカジュアルにパクっ!!お酒をぐびっが今の気分♥

ピンチョスを楽しめる、王道スペインバルから変化球なお店までご紹介します。

バスクを代表する郷土の味、干し塩鱈を使ったスペイン風コロッケ「バカラオのクロケッタ」

バスク料理は任せて!!伝統を受け継ぎ、革新を続ける『パイスバスコ』

昔からスペイン随一の美食エリアとして知られるバスク地方には、数多のバルが集まる通りがある。そんなバル街の虜になった日本人が2012年9月、銀座の地でバスク地方の料理に特化したバルをオープン。店名は『パイスバスコ』。

シェフは、バスク地方サン・セバスチャンにほど近い三ツ星レストラン『マルティン・ベラサテギ』出身の山田朋仙氏。バスクという地に対する氏の愛情は深く、彼の料理にはバスク人同様の自由な発想力に自身の感性が加味している。

バスクを代表する郷土の味「バカラオのクロケッタ」など、ほとんどのメニューが忠実に伝統の味を伝えているが、伝統と革新の2要素を料理に同居させることで、バスクの食文化の楽しさが見えてくる。

例えば、名店での経験を活かしたスペシャリテ「フォアグラ 穴子 果物のミルフィーユ仕立て」は山田シェフが修行先から受け継いだ大切なレシピ。銀座の路地に面した1軒家で、活気溢れるバスクの夜をカジュアル過ごしてみては?

スペシャリテ「フォアグラ 穴子 果物のミルフィーユ仕立て」。意外性のある食材の組み合わせは口の中で互いの個性が混ざり合い、新たな風味を生み出す。

バスク地方の微発泡ワイン「チャコリ」。同店ではなんと9種も取り揃え、薫りを出すために、高い位置から注ぐというパフォーマンスも必見。

※こちらの店舗は、移転リニューアルオープンしております。詳しくは、下記店舗情報よりご確認ください。
 掲載内容は移転リニューアル前の情報です。

ピックに刺してつまめるメニューが豊富。隣のショップで購入したワインは、グラス代を払ってすぐ飲むこともOK。

スペイン物産館でまるごとスペインを知ろう『スペインクラブ 銀座』

今では馴染み深くなったスペインバル。そのブームの火付け役となったのが実は銀座。スペインの食を知りたいなら銀座に行けと、美食家たちは銀座の小さな店の席を目指したもの。

そんな銀座の地に2012年9月、スペイングルメの一大物産館『スペインクラブ銀座』はオープン。「物産館に併設された」と聞くと少し聞こえは悪いかもしれない。しかし、経営母体は30年前からスペインワインや食品の直輸入を手掛けてきたスペインクラブグループと聞けば信頼も人気もアツいことがわかる。

平日夕方4時30分(土日祝 11時30分)から1階『バル スペインクラブ』がオープン。気軽にふらりとカヴァやワインを1杯から、ピンチョスと共に楽しめる。メニューはモンタラス社の生ハムやサラミ、チーズといったスペインが誇る極上の食材が揃う他、ヒコイワシの酢漬け(ボケロネス)やイベリコ豚肉団子の煮込み(アルボンディガス)など、本場スペインバルでも馴染のある定番伝統料理が豊富に揃う。

2階のレストランでは、スペインの厳選食材を使ったパエリアやアヒージョなどの定番が並び、特にイベリコ豚料理には定評がある。スペインのインテリアでまとめた店内は気取らぬカジュアルな雰囲気ながら、シェフズテーブルや個室もあり、接待利用にも対応。

海老の旨みを堪能できる「芝エビの串焼き」。その他、今村氏の故郷・高知県土佐清水の魚介類を使ったメニューも人気。

1人飲みデビューしちゃう?バル好きシェフによる隠れ家『バルマコ』

神楽坂の名店『エル・カミーノ』で16年間シェフを務めた今村真氏が、次のステージに選んだのがバル。何年もその地にあるかのような風格と心地良さを感じさせる『バルマコ』は2011年オープン。

修業時代、スペイン料理に魅了され、スペインを訪ねては気に入ったバルに何軒も足を運び、現地の料理をインプット。豊かな知識と経験を元に、今村氏の出身地である高知県土佐清水などの旬の食材を使用し、赤ムロとムール貝と刻み野菜の冷製などハイブリッドなひと皿や、程よい酢加減が沁みる小イワシの酢漬けといった本場の味を自在に紡ぎだす。じゃがいもが「これでもか!」と入ったトルティージャはしっとり幸せの味。

スタンディングコーナーで陽気に仲間と飲むもよし、カウンターでひとり酒もよし、テーブル席でまったりするもよし。本場さながらの空気感を味わえる。

「ただいま」と言いたくなるような温かみのある店内。カウンター越しで、自身もバルに魅了されたという今村真氏との会話も楽しみの1つ。

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