口コミ評価に物申す!東カレが選ぶ上級レストラン Vol.2

食べログ低評価でも、東カレがこの3つのフレンチビストロをお勧めする理由

なぜか食べログでは低評価であるが、こんなに美味しい穴場なフレンチビストロがあるんです。偏った点数に惑わされない、真実の評価がここに。

※ポイントは2015年5月14日時点のもの

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

食べログ3.52:ボウ・デパール 青山倶楽部(青山一丁目)


春夏秋冬の豊かな四季とともに歩んできた日本には、古来より「二十四節気」という季節の移ろいを感じゆくための暦が存在する。

自然の流れに寄り添う旧暦の二十四節気に合わせ、日本ならではのフレンチ"フランコ・ジャポネ"を提供するのがここ『ボウ・デパール青山倶楽部』だ。

スペシャリテ「ミジョテ・ド・レギューム」

その哲学は、14〜15種類の旬の野菜を使用したスペシャリテ「ミジョテ・ド・レギューム」を口にすればわかるであろう。

1つ1つの野菜を最適な器、最適な水分量と時間で「細い針がスッと入る絶妙の固さ」まで、フォン・ブランとともに火入していく。そしてオーダーが入り、最後の仕上げをすることで味の統一感が生まれる。

蜂須賀シェフが「25歳で初めてフランスで食べた時に衝撃を受けた」というこの料理は、「野菜料理とはなんだろう」と考えるきっかけにもなったという。

2015年4月末には3.11だったのが、急上昇!東京カレンダーWEBで掲載させていただいたのが功を奏したのか?直近は評価が急上昇しつつある。

前菜の一品である「自家製ハムの盛り合わせ キャロットラペ添え」

食べログ3.08:ビストロ トロワキャール(松蔭神社前)

世田谷線の松陰神社前駅の目の前にあるこの店は、地元の仕事帰りの人がふらっと立ち寄るのに最適。そんな場所になりつつあるが、遠方からの客足も増え、ひそかに人気急上昇。

¥4,600の「トロワキャールコース」から、単品¥500〜のアラカルトまで。好みに合わせて好きに選べる。「自家製シャルキュトリーの盛り合わせ」なども人気だ。

メニューはどれもビストロの定番料理ばかり。 "昔からある料理を、丁寧に作り上げていくこと"が、木下オーナーシェフのモットー。

じんわりと低温で火入れをされた頬肉の赤ワイン煮込み、しっとりとした食感に仕上げられたコンフィ、自家製のパン。一品一品が際立つ。

食べログ低評価の理由は、松陰神社前というかなり奥まった立地が影響してか、最新の口コミが2年前で止まっているのが理由だと思われる。

しかし実際には近隣の客で席は溢れ、引っ越しても訪れる根強い常連がいる隠れた名店。家庭的かつオープンな雰囲気のあるこんなビストロは、誰しもが最寄り駅に一つは欲しいだろう。

食べログ3.21:スーホルム(天王洲アイル)

デートで老若男女鉄板の人気を誇る『T.Y.HARBOR』の隣に2014年に春にオープンした『スーホルム』。

ここはインテリアショップ『アクタス』が手掛けるライフスタイルストア『スローハウス』に併設されている。運河沿いのテラスが春から夏にかけて最高に心地良い。

この眼前をたゆたう運河を眺めるロケーション。旅に出たような非日常感もたっぷり。

時間がゆっくりと流れる空間では、風を感じるテラス席やオープンキッチンのカウンター、仲間と囲める大きなテーブル席など、使い方も思いのまま。カフェとして、レストランとして、軽くワインなどを嗜みつつ、自由な時間を過ごしたい。

「鹿肉のロースト」¥3800

産地から直送される、本格的なジビエ料理がウリ。こだわりの調理法で素材の良さを充分に引き出している。他にもキャビア、自家製のシャルキュトリなど。

北欧の素朴な料理に、フレンチやイタリアンのテイストも取り入れ、ジャンルを超えて融合している。

2014年4月オープンと、オープンして1年が経つが、天王洲アイルという立地が影響してか、コメント数が少ないことが食べログ低評価となっているようだ。だが、料理の質も高く、運河沿いというロケーションが逆にこれからの季節にぴったりなのでかなりおすすめできる。


*3店舗とも全て下記の店舗詳細ページより、東京カレンダー経由で予約できます。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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