プロのお墨付き!ゴルフ帰りの絶品グルメ Vol.2

藤田プロが自腹で通うゴルフ飯。御殿場&水戸の逸品って?

curated by
藤田 寛之

2012 年には日本シリーズJT カップ3 連覇を含む年間4勝を挙げ、初の賞金王に輝いた藤田寛之さん。そんなプロが通う店のゴルフメシが不味い訳がない!

「太平洋クラブ」や「富士平原ゴルフクラブ」など、富士の裾野でのラウンドの気持ちよさは確実!な御殿場。そして名門「宍戸ヒルズカントリークラブ」もあり、東京から約2 時間掛けても、少々足を延ばす価値はある水戸。

食通ゴルファーなら押さえておくべき、御殿場と水戸の絶品グルメを紹介してもらった。

駿河湾で捕れた新鮮な真鯛とムール貝、あさりを使った、本日のお魚のアクアパッツァ¥2,050 は、タジン鍋で煮込んでいるため、熱々の状態が長く楽しめる

トラットリア・ラ・ミックリーナ

「イタリアンはとくに好き」という藤田プロが、所属クラブのホームである静岡で足繁く通うのがココ。“ミックリーナ”とは、御殿場のかつての地名「御厨」をイタリア語風にアレンジしたもの。

“神饌の調進場”を意味する名の通り、その昔、御殿場の米や野菜は徳川幕府に献上されていたのだとか。現在も、駿河湾と相模湾の魚介、富士の赤豚、三島や富士、箱根の野菜といった良質な地元食材の恵みが、『ミックリーナ』の切り札。藤田プロのお気に入りも、由比で捕れた桜エビのパスタ¥1,750や駿河湾産生しらすのピルピル¥930など、新鮮な海の幸を使った品々。

また、メニューにはないが、大好物であるクワトロフォルマッジのピザも特別に作ってもらうそう。

いわゆる“どぶ汁”ではなく、よりマイルドで食べやすい、肝のスープでいただく鮟鱇鍋¥3,000。鮟鱇は、肝心の肝が大きい青森・下北半島のものを使っている

和の料理 ふじ

藤田プロが茨城で試合するときには必ず寄るという『ふじ』は、洗練された和食が堪能できる水戸の名店だ。「旬のものが美味しくいただけるんです。なかでもオススメは鮟鱇鍋」。鮟鱇の他、ふぐや牡蠣、鱈ちりなど、ここの鍋は「少しずついろんなものを食べていただきたい」という店主の心遣いから、1人前から注文できる。

那珂湊や北茨城を中心に、日本全国から仕入れている旬の鮮魚がメインだが、茨城のブランド豚「美明豚」を使った豚しゃぶ¥1,450も藤田プロの好物。

また、ワインのラインナップが豊富だというのも面白い。趣味が高じてワインに精通する店主のアドバイスで、和食とのペアリングを楽しむのもまた一興だ。違いの分かる大人の男が似合う店だろう。

■プロフィール
ふじたひろゆき 1969 年福岡県生まれ。葛城ゴルフ倶楽部所属。父親の影響でゴルフを始め、高校時代から頭角を現し、92年にプロへ転向。97 年のサントリーオープンでの初優勝を皮切りに年々成績を上げ、2012 年には日本シリーズJT カップ3 連覇を含む年間4勝を挙げ、初の賞金王に輝く

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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