本当は教えたくない 恵比寿・広尾の名店15 Vol.4

恋はカウンターから!予約殺到の恵比寿・広尾のカウンター席4選

※現在こちらの店舗は閉店しております。

ワインセラー奥のカウンターでダイナミックな光景を目の当たりに『フラムセーヌ ステックキュイジーヌ』

広尾

螺旋階段を下り、扉を開き、さらに階段を下ると、開放感溢れる店内が広がる。洗練されたテーブル席、奥に1室だけある個室、シックなバーカウンターも魅力的だが、初めて訪れるならカウンター席に座ってほしい。

ダイニングとの間にワインセラーが壁のように設置され、プライベートな空間を演出。カウンター内の厨房には、この店に合わせて設えた炉が鎮座し、薪がパチパチと音を立てながら燃えている。

4人のシェフが立ち、熟練の技で肉を焼き上げる姿は実に圧巻。高温かつ短時間で焼き上げるアメリカンスタイルがブームのなか、時間をかけて最大限に肉の旨さを引き出すフレンチスタイルで火入れを行う。

メイン食材は、飼育頭数が和牛全体の0.5%という稀少な短角牛。リブロース、サーロイン、フィレ肉、すべてを常時取り揃えているのは、東京では『フラムセーヌ ステックキュイジーヌ』だけだという。

皿にのるまでに、火入れと休息を繰り返すことおよそ50分。だが、このステージのような光景を間近に望めるカウンター席に身を置けば、瞬く間に時間は経過していく。

月に7日間だけオープンする超プレミアご紹介制カウンター『ラ・テール』

広尾

この道30年以上のベテランシェフがふたり体制で営むという贅沢なフランス料理店『ラ・テール』。

シャンデリアが煌めくゴージャスな客席に面したオープンキッチンでは、金子満シェフが腕を振るう。フランス本国や地方のオーベルジュで研鑽を積んだ経験を活かした、季節の訪れを体感できる料理が特徴的。

そのダイニングを抜け、店内奥にある扉を開けると、シンプルな鉄板焼きのカウンターが現れる。

コース料理すべてを鉄板で作り上げるのは、ピエール・ガニェール氏に師事した新屋信幸シェフだ。絶妙な火入れ加減と、フレンチならではの手の込んだソースで鮮やかに料理を完成させていく。その姿を目の当たりにできるのは、カウンター8席。

さらに、大阪には2015年1月にオープンした自身の店『キュイ』があるため、この鉄板カウンターがオープンするのは1ヵ月のうち7日間のみ。まさに予約困難なプレミアムシートといえる。

シェフの出勤するスケジュールは、ホームページにて公開中。鉄板カウンターはご紹介制のため、まずはダイニングにご来店後、スタッフに問い合わせを。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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