東カレ編集部員がリコメンドする俺の東京No.1焼肉 Vol.1

タン、ハラミ、ロース、俺の東京No.1はこれだ!

curated by
日紫喜 康一郎

副編集長・日紫喜が自腹で食した数々の焼肉から厳選チョイスした、究極の部位を是非ご堪能あれ!

「上タン塩焼」を食べずして、『焼肉 凛』は、いや焼肉は語れない

俺のタンNo.1 『焼肉 凛』

月島

ここのタンを食べたのは私が大学時代のことだっただろうか。1㎝強の厚切りのタンに、心がときめいたことを昨日のように思い出す。グループ客の店内での合流禁止など、ピリッとした雰囲気も、この店なら許されるってものだ。

いまや月島も、焼肉の激戦地区だが、ここは一番の古株といっていいだろう。名物女将の焼きテクニックも相当年季が入っている。

火の強いガス台の端にタンを乗せる。身に火が入り、中央が膨らんできたら裏返し、両面ともこんがり焼く。焼き上がったタンには長ネギの小口切りをたっぷり乗せて、レモンを搾って、、、これは口福以外の何ものでもない。

厚切りの内ハラミは、さっぱりとした味付けだから、肉本来の旨みが堪能できる

俺のハラミNo.1『三宿トラジ』

祐天寺

三宿に住んで2年になるが、私が引っ越してきたタイミングで『三宿トラジ』はもう三宿にはなかった。祐天寺に移転し、営業していると聞きつけ、馳せ参じたのが、ついこないだ。

チョレギサラダや茹でタンも格別だが、ここではハラミだろう。ハラミという部位は、30歳を過ぎたあたりから美味しく感じられるようになった。適度な歯ごたえ、カルビほど脂っこくなく、でもジューシー。カルビは頼まずとも、ハラミはマストとなりつつある。

こまめに火の番をしてくれる七厘はロースターに比べれば焼き方が難しいが、丁寧に焼けば抜群の美味さに。全体的に味付けもさっぱりしていて、これがまた私の好み。

職人気質の店主の細かい仕事ぶりが「美味しいものを食べさせてくれる!」というオーラとなり、来るものを幸せにするのだろう。

さっと焼くだけでOK、のハネシタすき焼きは焼き肉のたれに漬けてあり、焼いたらだし卵につけて食する

俺のロースNo.1 『龍叶苑(リュウカエン)』

六本木

深夜、六本木……というキーワードから思い浮かぶのは「焼肉」という人も多いのではないか。数ある焼肉店の中でも、肉のクオリティと創意工夫に定評があるのがこちらだろう。

黒毛和牛の希少部位を取りそろえるのみならず、それぞれの部位の特性を見極めた切り方や、味付け・食べ方の提案には眼を見張るものがある。

例えばイチボにはワイン塩&バジルバターを、ほかフィレには白トリュフ塩、トモサンカクにはワサビ&塩昆布など、深夜であっても空腹を満たす+αの楽しさがある。〆のごはん類や麺類も豊富だ。

ここでは、ハネシタというロースをすき焼き風に食すのが美味い。しっかり味付けされたハネシタをサッと焼いて、卵にくぐらせて、瞬時に食す。焼肉とすき焼きという2大ご馳走のマリアージュ。ライスも進むこと、請け合いだ!


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