
INI・尾崎匠海&西 洸人&後藤威尊が語る、理想のデートとドーム公演への想いとは?
「全員が心底楽しんでいる曲でグループとしてひとつになれる」
私生活で嗜好の変化がありつつも、INIとして怒涛の2年を駆け抜けてきた。デビューから2023年末までに発表した曲は39曲にも及ぶ。
フェーズが変わったと実感する曲はあるのだろうか?
後藤:僕は『Dramatic』(2022年12月発売 1ST ALBUM収録曲)です。楽曲はもちろん、振り付け、衣装、撮影の雰囲気、全部がマッチして、INIの良さを引き出せたと思いました。
尾崎:僕は『DROP』(2023年5月発売 4TH SINGLE)で、INIとしての形が見えたのかなと思います。
何が合っているかまだ分からず模索する中で、『DROP』でINIらしいパワフルさが見えました。ちゃんと数字としてもいい結果が出たので、自分の中では意味が深い曲になっています。
西:確かに『DROP』と『Dramatic』は、いまのところメンバーが1番生き生きしているかもしれないです。
もちろん他の曲もそうだけど、そのなかでもみんなが心の底から楽しんでいる曲で、グループとしてひとつになれる。その意味で2曲の存在は大きいです。
「夢のドームが叶い、MINIの涙を見たらまた泣けてきた」
一体感を強める曲はファンダムにも火をつけ、結果として、今年2月24~25日には初の単独ドーム公演(京セラドーム大阪)が行われる。
ドーム公演決定がメンバーに初めて伝えられたのは、昨年11月4日、全国アリーナツアー中のステージの上。突然のサプライズに会場が歓喜で揺らいだ。
尾崎:自分はステージでは格好良くいたいので、泣かないようにぐっと堪えていたんです。でも喋り始めたら感情がぼろっと溢れて泣いちゃいました。夢だったので心の底から嬉しくて。
東カレ:MINI(ファンネーム)のみなさんがたくさん泣いているのも見えましたか?
尾崎:はい。それを見てまた泣いちゃって。本当に僕たちはMINIに支えられているので、その感情が溢れて泣いたメンバーもいたし、みんなその支えを噛みしめていたと思います。