駐妻のリアル Vol.4

「幼少期に海外に行けば、バイリンガルになれる」は嘘!?駐在ファミリーに起こりうる言語の壁


こんにちは。東カレ編集部の安藤杏です。

今、米国ニュージャージー州(東海岸でニューヨークの隣です)で、この記事を書いています。

私は44歳、同い年の日系企業に勤める夫と9歳の娘の3人家族。ある日、突然夫の駐在が決まり、家族3人での海外暮らしが始まりました。

コンテナと航空便で慌ただしく引っ越し、アバウトな不動産業者でなかなかアメリカでの家が決まらなかった話など、駐妻となった私の日常、アメリカで現地校に通い始めた子どもの教育など、様々な観点から徒然に綴っていきたいと思います。

第4回は、バイリンガルになれない苦悩です。

1話目は無料で読めます!

▶︎前回は:英語が全くできない小4の娘をアメリカのサマーキャンプへ!帰宅後、著しいある変化が…

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INDEX

1.アメリカと日本の学校の違い

2.バイリンガルへの道は険しい


幼い頃に海外に行けば、バイリンガルになれる。

私は、つい最近までそう思っていました。

しかし、アメリカの学校に通い始めて『現地校に通ってもバイリンガルになれるわけではない』ということに気がつきました。

たとえ、少し英語が話せるようになっても、バイリンガルへの道は程遠いという話をしたいと思います。


アメリカと日本の学校の違い


バイリンガルの話の前に、アメリカの学校(現地校)ってどんな勉強をしているのか、簡単に紹介をしたいと思います。

娘は、9月から現地の公立小学校の4年に入りました。

時間割表なんて持って帰ってこないので、毎日何をやっているのかわからないのですが、カリキュラムはこんな感じです。

英語・算数・理科・社会・音楽・体育・アート(図工)・スペイン語があります。

外国語がスペイン語というくらいで、ほぼ、日本の学校と同じです。ないのは、道徳くらいでしょうか。

その他に、娘の学校では、母国語が英語ではない人のために英語を教えてくれる授業(ESL、English as a Second Language)があります。

これは、英語を英語で教えるクラスで、日本人だけではなく韓国人やロシア人なども一緒に学びます。


ただ、大きく違うと感じたのは…


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