ソラノシタ〜成田空港物語〜 Vol.8

大切な人に会おうと帰国した、NY在住の女。成田到着直後、1通のLINEで泣き崩れ…

空港は、“出発”と“帰着”の場。

いつの時代も、人の数だけ物語があふれている。

それも、日常からは切り離された“特別”な物語が。

成田空港で働くグラホ・羽根田(はねだ)美香は、知らず知らずのうちに、誰かの物語の登場人物になっていく―。

▶前回:パイロット訓練生とグランドスタッフ。いい感じだった2人の仲が、一晩で急激に冷めたワケ


Vol.8 亜依子の物語
もし、直行便に乗っていたら…


「うん…これでいいかな」

ライターの亜依子は、ワードプレスに打ち込んだコラムを「レビュー待ち」の状態にして保存した。

今月の記事のテーマは、SOHOのカフェ特集。

ブルーライトカットの眼鏡を外し、目頭を強く押さえる。

― 結構、集中して書いたよね。

ふと......


この記事へのコメント

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No Name
最期に会えなくても気持ちは伝わったと思うし、天国から見守ってくれると思う🥺
2023/03/22 05:5857返信2件
No Name
こんな時こそ、なんとかして東京行きの直行便を予約しないと一生後悔する事になってしまうなぁとしみじみ感じた話だった。羽根田さんの優しさに救われて気持ちを切り替える事も出来て結果的には良かったけど。
2023/03/22 05:4245
No Name
タラレバは考えても仕方ないけど、大好きなお祖父さんの最期に間に合わなかったのは悲しいね。それでも羽根田さんのトントンに救われて良かった。
2023/03/22 05:1727
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