和食好きの彼女を誘ったら絶対喜ぶ!心地良くほろ酔える、港区らしい高級店6選

3.「令和バブル丼」が話題!“日本一高額な居酒屋”@西麻布
『田中田 西麻布店』


装いを新たに再始動した『田中田 西麻布店』。高級食材はおまかせコースで食べるもの。

そんなトレンドとは一線を画し、「好きなものを好きなだけ」と、全国から厳選した食材をアラカルトで提供し続ける。

ビールのアテには極上食材を選ぶことが港区たる証左

「赤身、中トロ、大トロ」。この日は大船渡の本まぐろを厚切りで。愛知産を塩とレモンでシンプルにいただく「特大車海老フライ」。魯山人の染付平皿に盛りつけた「黒鮑ステーキ」。福岡・玄界灘で獲れた極上品をバターで香り高く、アスパラと焼いた。すべて時価


博多から満を持して東京に上陸して、早9年。『田中田 西麻布店』は居酒屋なら当たり前のメニューばかりをそろえるが、そのすべてが時価という最高の食材を用いている。

例えば、生でも食べられる特大の天然車エビを、カラリと揚げてエビフライにしたり、数多の一流店が贔屓にする仲卸『やま幸』から仕入れた極上の天然本まぐろを、赤身、中トロ、大トロと盛り合わせにしたり……。

大人が密かに夢見る、わんぱくな理想を見事に具現化してきた。だからこそ、港区でも圧倒的な支持を獲得してきたのだろう。


名物「令和バブル丼」は、大サイズで10,000円前後が目安。

『やま幸』の大トロのほか、利尻のバフンうに、鳥取の松葉ガニなど、高級魚介をこれでもかと盛り込んでいる。

これから最盛期を迎える、長崎産の天然とらふぐをこんがりと焼き上げた「虎フグ白子焼」


同店が移転したのは昨年末。

コンセプトはもちろん、料理も変わらないが、店内はらせん階段が1階と2階をつなぐ2フロアで、以前の倍以上に拡張している。

レセプションまで備わり、今や希少な大谷石などの素材を使う空間はより豪華になった。

店長の中村方信さんは、「移転先も西麻布というのは、最初から決めていたこと。食材もサービスも偽物は見透かされる街ですから、気は抜けません。これからも、本物を知る大人が行き着く店でありたい」と話す。


カウンターには、鮨店のようなネタケースを設置。

佐賀牛のシャトーブリアンや国産松茸、網走産釣りキンキなど、高級食材がズラリと並ぶ。

しっぽり飲める個室も多数!全部で13の個室があり、各部屋に東京の地名がついている。写真の「乃木坂」は、横並びで座れる2名用ボックス個室


個室も10以上で、大小さまざま。「親密なふたりに最適」と、中村さんが薦める2名用もある。

艶やかさと使い勝手を両立した、見事なアップグレードといえるのだ。

“魯山人”の器でもいただける!


オーナーが集めた「北大路魯山人」の器は、店内に展示ケースを設けるほど充実。

紅志野の紅葉皿など、前日までに頼めば料理を盛りつけてもらえる。

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