デートで指が触れ合ったら…。堀 未央奈の“小悪魔的な彼女感”に、心奪われる!

そうさらりと言ってのけた言葉と、目の前の細身のクールビューティにギャップがあり過ぎて、思わず戸惑う。

さらに、「連れて行ってもらうより、連れて行く側なんです」と続けた言葉も、にわかには信じ難いのだが……。

「連れて行ってくださるような人と知り合わないんですよ(笑)。周りは年下が多くて、私がお店を予約して連れて行くことが多いんです。自分でもそうすることが好きなので、苦じゃないですしね。

実際に連れて行って、その子が感動してくれて、美味しそうな顔を見れたら、うれしい。きっと、誰かを喜ばせたい気持ちが大きいんだと思います」

“彼氏っぽい”と言われることも多いという。だが、それだけ“男前”だと、自身がデートに誘われた際、見る目は厳しくなってしまうのでは?

「いえいえ、自分がちゃんとしたいだけで、相手に同じことを求めたりはしないですよ。大衆居酒屋でも全然、大丈夫。

ただ、その……味だけは美味しくあってほしいです(笑)。高い安いじゃなくて、大事なのは味ですから。間違いない町中華とか、こんなお店知ってるんだ、って尊敬しちゃいます」



賑わう店にいると、どうしてその店に人が集まるのか。その理由が知りたくなってしまい、観察するのも常。

「これまでの私の経験則だと、お店の雰囲気を作っているスタッフさんたちの存在も大きな要素。お客さんとのコミュニケーションが上手なお店って、賑わってませんか?」

物事を俯瞰して分析するクレバーさに加え、自分の意見をはっきりと口にする。

インタビュー中、投げかけるどんな質問にも躊躇することなく、しっかりと目を合わせ、歯切れよく答える彼女からは、アイドルグループ時代の面影はない。

自立したひとりの女性としての強さのようなものを感じた。

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