今、オシャレに飲むなら学芸大学~幡ヶ谷!感度の高い大人が集う話題の店6選

6.夜パフェも人気!参宮橋のガストロノミー
『roku』


どこかゆったりとした空気が流れる参宮橋にオープンして2年。

ジビエの名店出身のシェフと、パティシエの奥さまが営む店と聞けば、期待は高まるだろう。

そこでは、自由度の高い本格フレンチが楽しめる。

出自の確かな正統派フレンチを気さくなカウンターで堪能!

フランス料理店ながら、オープンキッチンの店内は、木の温もりが伝わり寛げる設えに。カトラリーには箸も添えられ、リラックスして味わえる


参宮橋駅の改札を出てすぐ右手、グレーの壁に木枠の扉が印象的なのが、ここ『roku』。広尾『レストラン マノワ』でシェフを務めた、笹川慎平さんによるカウンターフレンチである。

扉を開けてまず目に入るのは、奥さまの智香さんが手掛ける、旬の果実に彩られたケーキが並ぶショーケース。

そして、カウンター6席のみのレストランでいただくのは、アラカルトでも楽しめるフランス料理の数々。

アットホームな空間でいただく絶品ジビエに笑顔がこぼれる

「猪のロースト」2,800円。まずフライパンで周りを焼いた後、オーブンでじっくりと火を入れていく。猪のジュのソースを添えて


猪のローストなど真骨頂といえるクラシックなジビエ料理はもとより、そば粉のクレープといった笹川さんの地元・木曽の食材を用いた皿もチェックしたい。

遅い時間なら、ひとり飲みはもちろん、話題の“夜パフェ”も大歓迎。

自由に楽しんでほしいというシェフの心意気がうれしい一軒だ。

20時以降なら“夜パフェ”も!


山形『平農園』のさくらんぼをふんだんに使用した「季節のフルーツパフェ(S)」1,100円。

ハーブのゼリーや、シャンパンのエスプーマをあしらった大人の味わいだ。


智香さんが焼いたシュー生地に、フォアグラをたっぷりと詰めた「フォワグラのシュークリーム」880円。

仕上げにフォアグラを削るプレゼンも華やか。


「木曽のそば粉のクレープ」1,200円。

中には、糠に漬けたイワナとイワナのムースを忍ばせる。もっちりしたクレープ生地も美味。


シンプルながらスタイリッシュな外観は、夜になると一層際立つ。


長野県木祖村で育った笹川さんだけに、きのこ狩りや山菜摘みなど、自然との触れ合いが楽しみとか。最近始めた蕎麦打ちも趣味のひとつ。

「客層は30歳以上がメイン。中には週2回、顔を見せる常連さんも。“ミシュラン”に掲載後は、遠方からのカップルも増えました」とのこと。



暑くなってくると、夕方からさくっと近場で一杯飲めるのが最高の幸せ。

洒脱な雰囲気の中、バラエティに富んだ逸品たちと多彩なワインで乾杯したい。


▶このほか:トリュフとうにがてんこ盛りのパスタに歓喜!多幸感に包まれる世田谷イタリアン

東カレアプリでは「リピーターの多い店」を完全網羅!

今月の『東京カレンダー』は「リピーターの多い店」を特集!これを機会に、もう何軒か、行きつけの店を増やしませんか?

プレミアムサービスなら、その最新号も過去号(約10年分)も、電子書籍で読み放題!レストラン検索機能もついて超便利!
アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。

紙版をお求めの方はこちらから

※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。今号は6/21(火)から。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo