今、オシャレに飲むなら学芸大学~幡ヶ谷!感度の高い大人が集う話題の店6選

3.シンプルトマトパスタが絶品!西小山のトラットリア
『Cizia』


西小山にある昔ながらの商店街に溶け込む『Cizia』

店先にはパン工房も併設され、一見するとお洒落なベーカリーのようだが、そこでは素材を生かしたイタリアンと自然派ワインが楽しめる。

西小山の“ベーカリー”に上質なイタリアンとワインを求めて

夜の帳が下りたアーケードのど真ん中で、常連をもてなす4席のみのカウンター。店内はナチュラルな色調で統一され、夜でもさわやかな活気にあふれる


「うちは0歳から大丈夫。時間制限もありません」そう笑顔で語る、ばばかつえシェフ。

彼女の人柄に惹かれて通う常連も多い『Cizia』だが、人気の理由はそれだけではない。

例えば、柔らかさに目を見張る鴨のローストや、飽きがこないトマトソースのパスタなど、素材の旨みをストレートに感じる料理がそろうのだ。


「シンプルトマトソース」(1,400円)は、ひと皿90gとボリュームも満点。

甘酸のバランスが絶妙な自家製トマトソースが、もっちりしたパスタによく絡む。

「鴨のロースト」2,900円。鴨のしっとりとした肉質に、パッションフルーツと洋梨のソースが優しく寄り添う


また、ばばさんはイタリアンを目指す一方、自分の店では自家製パンを出したいと、“パン飲み”を世に広めた『パーラー江古田』で修業。

天然酵母の風味が豊かなパンは、買って帰りたいとねだる客も多い名物だ。

名店仕込みの自家製パンは必食!


重量で価格が決まる「パンたち」。

写真は、フォカッチャや、ブルーベリーとクランベリーのパンで100g 350円。イートインのみ。

並んだ客同士がまるで昔からの友達のような雰囲気を醸し出す

ワインはすべて自然派。写真は宮城の新生ワイナリー『KIYOwines』の微発泡「GYM2020」グラス950円


前菜からメインまでがっつり味わうカップルもいれば、遅めの時間には、パンをつまみにワインを傾けるひとり客を見かけることも。

多様なシーンに寄り添う、懐の深さが心地いい。


都内のイタリアンや、ワイン通をも惹きつける『パーラー江古田』で腕を磨いたばばさんは、自然派志向。

趣味は畑仕事で、最近はワイン作りにもハマっているんだとか。

「地元の常連さんと、遠方からの方とで半々ぐらいです。女性のひとり客も多くいらっしゃいますよ」

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