今、話題の店でデートしたいならここ!誘われるとテンションが上がる新店4選

3.港区民が愛する一ツ星中華を、西麻布の隠れ家で
『麻布 勇』

2022/5/15 OPEN

人通りの少ない、小路に面したロケーション。エントランスの前に置かれた小さな行灯と、窓から溢れる光が目印だ


食べ慣れた大人たちが、素顔で楽しむ心地よいひととき


白金高輪『私厨房 勇』といえば、原 勇太シェフの確かな技術とオリジナリティから生まれる、優しい味わいの料理に定評があるチャイニーズ。

カウンター10席のみとあってなかなか予約が取れないことでも知られるが、この5月に姉妹店『麻布 勇』が誕生した。

同じ港区でも、こちらは西麻布の密やかな裏通りに位置する。

オーダーが止まらない!洗練された料理を気の向くままに


薄い皮にエビがたっぷりと詰まった「海老雲呑 フィッシュソース」1,200円。

点心類はオレンジワインと好相性。

本店の名物である「活鮑の浅利出汁紹興酒バターソース 肝醤油ソース」(3,800円)はこちらでも。貝の旨みをベースにコクのあるソースと、鮑の肝の持ち味を凝縮したソースの2種類を添え、鮑の魅力を多角的に表現


本店と大きく異なるのが、多彩なアラカルトメニューから自由に料理を組み合わせられること。

「ここ数年、自分自身がアラカルトのお店に心惹かれるようになったこともあり、白金とはガラリとスタイルを変えてみました」と原さん。

客席もテーブル席が主体なので、仲間と和やかに過ごしたい夜にもぴったりだ。


「豚トロの広東叉焼」(1,800円)は、広東省特産の濃厚な味噌「柱候醤」や、豆腐の発酵調味料「南乳」を使った正統な味付けで。

「Yungオリジナル トムヤム担担麺」(1,600円)は、原シェフの独創性から生まれた逸品だ。トムヤムクンに欠かせない、タイのハーブが香る「チリインオイル」がまろやかな担担麺にマッチ。一度食べればハマること必至だ


原さんのディレクションのもと、こちらの厨房を任されている料理長は木村和明さん。「The Okura Tokyo」が誇る中国料理店『桃花林』で、約9年間経験を積んだ新鋭だ。

王道のチャイニーズ一筋という経歴だけに『勇』のオリジナルメニューには「最初はその斬新さにびっくりしました」というが、ファンに愛されているその味をしっかりと継承。

選ぶ西麻布か、委ねる白金か。気分で使い分けたい。


『麻布 勇』の店内は、アイボリーを基調にした、温かみのある空間。

3席の小さなカウンターで、料理ができあがる様子を見守るのも楽しい。昼は完全予約制。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo