「食べるのが勿体ないほど美しい!」芸術品のように緻密で美味な逸品11選

11.躍動と調和の化学反応で、脳裏に刻まれる旬魚の旨み
『エスキス』


サワラのひと皿を「動的な美」と名付けたのは、“ユーリズミー(Eurythmy)”を意識した料理ゆえ。

その言葉はクラシックバレエでよく使われるもので、躍動の中で調和が整っているという意。

料理もまさに味の調和で、ベルガモットが香る擬乳に半日浸けたサワラも、空豆のピュレも、ブッラータソースも、各々に鮮やかな味があり、重なれば一体となり動き出す。

盛りつけのテーマは、「全てが自然に見えること」だった。コース(26,000円)より。

日本食材の魅力を引き出す東京フレンチの最高峰


リオネルシェフの、自由かつ繊細な感性が冴え渡る二ツ星フレンチ『エスキス』

日本の原風景を巡る旅を続ける彼の料理には、食材の背景が浮かぶような香りや風味があふれ、食べ手の五感を大いに刺激する。

白を基調とした優しい雰囲気の空間もまた、心地良い食体験の鍵に。

#コチラも映える


「始まり」と名付けられた春の訪れを象徴する料理。

自家製豆腐の下にマスの卵、グリンピース、花山椒、スナップエンドウが重なり、雪の下の芽吹きを連想させる。


「花の声」は、4種の花が香りで会話しているかのようなデザート。

蜂蜜のアイスクリームが中に入る。

#食のアーティストはこの人


フランス・マルセイユ育ちのリオネル・ベカシェフは、2006年に『キュイジーヌ[s]ミッシェル・トロワグロ』のシェフに任命され来日。

2012年の『エスキス』オープン時より同店のシェフを務める。



実力派シェフが生み出す、感性を刺激する美しい逸品たち。

ひと皿ごとにその世界観を知り、じっくりと味わえば、記憶に残る一夜になるだろう。

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