味わい深いパテは“日本一”になったスペシャリテ!注目のカウンターフレンチが銀座に誕生


銀座の隠れ家で、本格フレンチ。しかも、“日本一”になったパテが味わえる名店だという。

2021年秋、ネオン輝く銀座7丁目の雑居ビルに、小さなカウンターフレンチが誕生した。

店内では、和歌山の名店で研鑽を積んだふたりのシェフによる艶やかなコースが楽しめる。

大人を満足させる要素に満ちた新店をご紹介!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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カウンターでは、料理が作られていく様子を目のあたりにできる


8席のみのカウンターで、ふたりのシェフが“化学反応”を見せる!


歴史を感じる雑居ビルを3階に上り、扉を開くとスッと一直線に伸びるカウンターが出現。

控えめな照明と、ウッドをベースにした内装も心地良いのがここ、『Les Bras』である。

厨房に“Wシェフ”スタイルで立つのは、岡村隆明さんと井上真介さん。

ふたりは関西随一のフレンチ『オテル・ド・ヨシノ』で、それぞれスーシェフを務めたという実力派だ。

主に調理を担当する岡村さんの傍らで、ワインの見立てとアミューズなどを担当するのが井上さん。

絶妙なコンビネーションで繰り出されるおまかせコース。その一例を見ていこう!

「キャビアとホワイトチョコとライム」


キュートな見た目とコク深い味わいを兼ね備えたアミューズ!


アミューズは、ブルガリア産オセトラキャビアを贅沢に使用したひと品。

米粉で作ったパンケーキの上に、キャビアをサバイヨンとホワイトチョコのソースと絡め、仕上げにライムの泡を添えた。

ライムのさわやかな酸味と、キャビアの上品な塩気の組み合わせが堪らない!

「ホワイトアスパラガスの前菜」


それだけでも十分おいしい、春ならではの食材を洒脱に!


続いて、フランス・ロワール産のホワイトアスパラガスが主役の春らしいひと皿。

豆乳と羊乳チーズのフランに、蛤出汁と焦がしバターの泡状のソースを合わせて。

甘くジューシーな味わいの中、かすかに感じるほろ苦さが実に心地良い!


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華麗な味の階層に唸る、“日本一”のスペシャリテとは?

ブリゼ生地の芳ばしい香りにもうっとり!


クラシックなフレンチに定評のある岡村さん。その実力と情熱を特に感じさせるのが、こちらのパテアンクルート。

岡村さんは2015年の「パテ・アンクルート日本大会」でも優勝を果たした実績を持つ、この料理の名手だ。

最初に、塊の状態をプレゼンテーション。その美しい断面にスマホを取り出さずにはいられない!

「ウサギのパテアンクルート」


切り分けられた後、日向夏のピュレ、モロオレンジなどのつけ合わせとともに登場。

ブリゼ生地の中には、ウサギの肉とコンソメ、豚喉肉、フォアグラ、鴨の砂肝コンフィの美しい階層が構成される。

口にすれば、表面のサクッとした香ばしさと、中のしっとりと積み重なった旨みの一体感に驚くはずだ!

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